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【9/27-28開催】イノベーションジャパン2012−大学見本市出展

2012年09月12日

大学の技術シーズと産業界の技術ニーズを結びつける国内最大のマッチングイベント「イノベーション・ジャパン2012-大学見本市」が9/27(木)-28(金)に開催されます。
大学側が産業界に対して研究成果の内容を紹介する展示会・プレゼンテーションに加え、ビジネスマッチングやセミナー等も予定されております。
本学からの出展内容は以下の通りですので、ご来場の際にはぜひお立ち寄り下さい。

イノベーション・ジャパン2012 開催概要

日程 9月27日(木)9:30-17:30
9月28日(金)10:00-17:00
会場 東京国際フォーラム(東京・有楽町)
入場料 無料

■イノベーション・ジャパン公式サイト(来場者事前登録受付中)
http://www.innovation-japan.jp/


本学の出展

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■電気通信大学 情報理工学研究科 先進理工学専攻 准教授 範 公可
「脳型情報認識デバイス「SLID」のFPGAへの実装」
【出展分野】情報通信 【出展ゾーン】大学見本市 【展示会小間番号】I-13

<技術の概要>
現在のノイマン型コンピュータの最大の弱点はバスボトルネックであり、その結果大量の情報の中からパターンなど複雑な情報を見つけ出すことが著しく困難なため、認識技術は進化しにくい。 新デバイス「SLID」は情報認識専用のメモリ型半導体デバイスで、「SLID」に認識したいテンプレートパターンを入力することにより、「SLID」自身が「SLID」内に記憶された情報の中から入力されたパターンにマッチする情報を超高速で見つけ出しその認識結果を出力する。 人間の脳の閃きのようなパターン認識は現在のコンピュータを低電力で賢くパワフルに進化させるために不可欠な技術である。 世界初の「SLID」をFPGAで実現した。
http://www.ij2012.net/innovation-japan2012/ij/exhibitor_detail.php?id=10442
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■電気通信大学 情報理工学研究科 先進理工学専攻 教授 野崎 眞次
「フレキシブル基板上高品位MOS作製用の特異な材料とプロセス」
【出展分野】情報通信 【出展ゾーン】大学見本市 【展示会小間番号】I-12
【ショートプレゼンテーション】2012年09月27日 15時50分〜
PJ-57 JSTブース内「ショートプレゼンテーション」コーナー

<技術の概要>
iPadが折り曲げられれば、携帯性がさらに向上する。現在、折り曲げられるエレクトロニクスが国内外で強く望まれる。情報端末のフレキシブル化には、曲げ可能な基板の上でのCMOS集積回路の作製が不可欠となる。そのためには、基板が耐えられる低温で高品位なゲート絶縁膜を作製しなければならないが、低温での作製は非常に困難である。我々は、「特異な」SiOナノ粉末の真空蒸着、光酸化という簡便な方法で400℃はもちろん、200℃以下でもシリコン上に高品位酸化膜を作製した。また、この技術は、SiC基板上でも高品位酸化膜作製にも応用可能で、SiC-MOS集積回路の実現に大きく近づいた。
http://www.ij2012.net/innovation-japan2012/ij/exhibitor_detail.php?id=10551
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■電気通信大学 情報理工学研究科 知能機械工学専攻 教授 横井 浩史
「5指ハンドを用いた乳幼児用の筋電義手の実用化研究」
【出展分野】ライフサイエンス 【出展ゾーン】大学見本市 【展示会小間番号】L-10

<技術の概要>
当研究グループは,人や自然環境など多様な時変性を有する対象に対して,機械学習の考え方を用いて状態変化に適切に対応し制御規則を獲得する機能を実現する個性適応技術により,前腕・上腕切断者の機能代替や脳卒中や脊髄損傷による運動系の麻痺など,人の運動機能に適応して代替・補助できる知能機械の製品化を目指し研究を行っている.とくに前腕欠損,上腕欠損などの障碍は,運動と知覚機能を工学系の技術を用いて外部装置に置き換える筋電義手でのみ克服可能と考え,このたび幼少の時期から装着を可能とする5指ハンドを用いた乳幼児用の筋電義手を開発した.
http://www.ij2012.net/innovation-japan2012/ij/exhibitor_detail.php?id=10444
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■電気通信大学 先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター 客員教授 早川 正士
「電磁気現象を用いた地震予知」
【出展分野】防災 【出展ゾーン】大学見本市 【展示会小間番号】D-2

<技術の概要>
従来の地震の短期予知は地震計を用いて地殻変動を計測する力学的手法が永年にわたり行われ、近年その限界が明らかになって来た。過去15年にて飛躍的に発展したのが電磁気的手法である。即ち、地震の前の電気、磁気の異常、電磁放射、電離層の異常などを検出し、地震予知につなげようとするものである。特に、電離層擾乱は地震(マグニチュードの大きな、しかも浅い地震)との因果関係も学術的に確立し、実用化レベルになっている。
http://www.ij2012.net/innovation-japan2012/ij/exhibitor_detail.php?id=10449
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