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第2回 テクノルネサンスジャパン日経 「未来の夢」 アイデア・コンテスト電通大オリエンテーション開催報告

2009/07/01

日本経済新聞社主催の第2回テクノルネサンスジャパン「企業に開発して 欲しい「未来の夢」アイデア・コンテスト」の募集説明のためのオリエンテー ションを7月1日(水)16時30分〜東5号館241教室で開催しました。 参加者は当初の予想を超えて70名以上でした。

学生への告知にご協力いただきました各学科の先生及び楽力工房、 ロボメカ工房、電子工房、ヒューマンメディア工房の先生に感謝する とともに厚く御礼申し上げます。

オリエンテーションは、産学官連携推進部門長の下条先生の挨拶に続き、日本経済新聞社の横田さんから企画趣旨の説明があり、途中、本学大学院生で昨年の受賞者である平井雅尊さんから昨年の参加報告がありました。

その後、QUICK、住友化学、東レ、ナビタイム、村田製作所の参加5社の担当者が各10分間のプレゼンテーションを行いました。

住友化学さんは、マラリア防圧蚊帳(WHOにアフリカで協力)を持参して説明 しました。蚊帳は4mm角の穴が開いています。蚊は4mmより小さいのですが、この大きさの隙間がないと風が通らないので、現地では使用されません。また、4mmあれば蚊は飛んだまま潜り抜けることが出来なくて、蚊帳に一旦止まります。その際に 蚊帳に使っている繊維に染み込ませた防虫剤が長期間にわたって効用を発揮するので、蚊は蚊帳の中に入りません。この微妙な大きさを探り当てるまでの開発の苦労などを紹介しま した。触ると、日本古来の蚊帳より繊維が太く、ごわごわしているように感じました。

村田製作所さんは、テレビCMで有名な「ムラタセイサク君」が登壇して、演台の細い縁の上で停止、これを不倒停止と言うそうですが、常にバラン スをとっている原理について説明しました。

18時の説明終了後、多くの学生が参加各企業の担当者と個別相談で18 時30分過ぎまで残っていました。学生は、企業の研究開発担当者等に直接話を聞く機会となり、たいへん有益であったという声が聞かれました。より多くの応募があり、多くの受賞者が生まれることを期待しています。どうもありがとうございました。

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