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水ビジネスと中小企業のビジネスチャンスを考える 開催報告

2011/05/25

日時:平成23年3月9日(水)13時〜18時
会場:電気通信大学
目的:大企業だけでは解決することが難しい「水ビジネス」の課題を大学と中小企業が連携して解決することを 検討する機会を設けることを目的とする
対 象:中小企業者  
来場者数:59名
来社数:43社

内容:
講演と事例報告、パネルディスカッションを通し、 「水ビジネス」における中小企業のビジネスチャンスを考える。
13:00〜開会の挨拶 
  産学官連携センター長 萩野 剛二郎
13:10〜基調講演
  (1)「環境は電気通信の時代」
     講師:本学 情報理工学研究科知能機械工学専攻 新 誠一教授
13:50〜基調講演
  (2)「下水道新技術とビジネスチャンス」
     講師:財団法人下水道新技術推進機構 企画部長 中里 卓治様
14:30〜基調講演
  (3)「最近の海外の水ビジネスの動向と中小企業のビジネスチャンス」
     講師:経済産業省 立地環境整備課長 中村 吉明様
15:10〜事例報告
  (1) 「下水排水分野へのアプローチー水質測定器ビジネスの展開例」
     講師:セントラル科学株式会社 代表取締役社長 菊地 知男様
15:40〜事例報告
  (2) 「自社開発の汚泥脱水機を世界へ」〜零細企業のゼロからの挑戦〜
     講師:アムコン株式会社 代表取締役 佐々木 昌一様 1
6:10〜17:30 パネルディスカッション
  コーディネータ/ 竹内利明特任教授
  パネリスト/中里 卓治様、菊地 知男様、佐々木 昌一様
17:30〜18:00  名刺交換会 会場にて

開催による効果:
電気通信大学は「グリーンICT研究会」を設立して、社団法人電気学会に設置された「上下水道施設における環境負荷低減技術調査専門委員会」(委員長:新誠一電気通信大学教授)に協力して、全国の上下水道事業者へのアンケート調査等を進めてきた。水ビジネスは、自治体や大企業を中心に大きなビジネスチャンスとなりつつあるが、今回セミナーを開催したことで、水ビジネスにおける課題は、大企業だけで解決することが難しい課題も多く存在して、今後中小企業が参入できるチャンスがあることが確認できた。本セミナーを契機として、水ビジネスに参入を希望する中堅、中小企業とのネットワーク構築の基礎ができた。 なお、環境新聞3月16日(水)6面に開催内容が記事として紹介された。

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