Center for Industrial and Governmental Relations

産学官連携センターHOME > 産学官連携DAYin電通大 > 過去の開催実績・報告 > 「TOKYO・TAMA異業種交流会in電通大」 開催報告

「TOKYO・TAMA異業種交流会in電通大」 開催報告

1. 産・金(融)・学・官の新たな連携スタイル

平成16年9月22日(水)13時30分から東京異業種交流グループ連絡協議会と多摩中央信用金庫をはじめとする地域の4信用金庫および電気通信大学の共催で異業種交流会を開催しました。互いの持つ機能を有機的に活用する、全国でも稀に見る形態での交流会で、大学も業種のひとつと捉え、気軽に先端技術に触れる機会を提供して、産学連携のきっかけの場として、さらにビジネスに不可欠な「金融」・信用金庫の参加により、その交流を意義あるものとすることを目的として開催しました。

2. 参加者500名以上で会場は熱気に包まれた。

第一部は、「有益な異業種交流・産学官連携を目指して!」と題し、今後のビジネスにおけるネットワークの構築について文部科学省から伊藤学司技術移転推進室長、経済産業省から後藤芳一中小企業庁技術課長をパネリストに迎えて、主催者である産・学・金融の代表者を交えパネルディスカッションを行いました。
第二部のマッチング交流会においては、レスキューロボット技術、携帯電話画像処理・認識技術の動向をテーマに電気通信大学の技術と中小企業のビジネスチャンスに関する分科会を開催しました。また、東京異業種交流グループ連絡協議会と早稲田大学の産学連携事例「環境にやさしい材料の応用」についての発表もありました。第二部から第三部の懇親会まで通して、88社の企業と電気通信大学の10研究室が、合計106のブースを使って展示するビジネスマッチングのための交流会を開催しました。大学と企業、企業同士等、広く業種を越えて、その連携により技術開発、研究開発が一層推進することを目指し、参加していただいた多くの方に新たなネットワークを構築いただけたと思います。

3. アンケートでもビジネスチャンスを確認

アンケート結果を見ると何社と交流が図れましたか?という問いに、当日の回答ですので不明と答えた会社も多かったのですが、10社以上という企業が8社ありまし。また、今後ビジネスチャンスは発生しそうですか?という問いには、期待できるが22社で26%、見込めるが18社で21%でした。現段階ではまだ不明という企業が42社で49%ありましたが、期待できないと答えたのは3社だけでした。

アンケート結果・当日会場写真はこちらからご覧いただけます

このページのTOPへ