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ギガビット研究会とは

  近年、デジタル機器の高機能化が進むとともに、論理的なデジタル技術ばかりでなくアンテナ、高速伝送、EMC設計などの高周波アナログ技術が、製品性能や競争力を左右する重要な鍵となる時代になっています。しかし、企業の製品設計現場ではアナログ技術に習熟した技術者が不足しており、アナログ技術の分かる技術者の養成と再教育が強く望まれています。
 ギガビット研究会は、この企業の要望にこたえ、モノづくりを支援するために、電気通信大学ほか国内外16大学が連携して設立されました。「一発完動をめざす」を合言葉としています。本研究会は、「第一線技術者養成講座」と「研究コンソーシアム」の2本立てで構成され、「研究コンソーシアム」では、コンサルテーションや共同研究・受託研究も実施します。
 対象となる業界は、エレクトロニクスや通信、自動車、医療、建築など様々な分野にわたります。トピックスとしては、プリント基板設計、アンテナ設計、伝送線路設計、シグナルインテグリティ(SI:Signal Integrity)、パワーインテグリティ(PI:Power Integrity)、EMC、モバイル機器(携帯電話、携帯情報端末など)、カーエレクトロニクスなど関連するホットな話題を取り上げていく予定です。

ギガビット研究会概要


■第一線技術者養成講座


●アンテナ・EMC設計および高速回路・EMC設計の2コースを用意。
●ギガビットアナログ技術をより深く理解するために、大学院レベルの講義と丁寧な演習を行います。
●講座の理解度を見るため、終りに筆記および面接試験を行い、目標に達したと判断される受講者には修了証を発行します。
●修了証を得られなかった方は、再試験を受けることができます。
●企業の設計現場で、将来指導的立場となり得る人材の育成を行います。
●原則として会員企業だけを対象に行いますが、定員に余裕がある場合にのみ、個人や会員企業以外の受講生を受け入れることがあります。

■研究コンソーシアム

<会員企業全体に対する事業>

①シンポジウム1日、年2回開催予定。
②セミナー半日~1日、2ヶ月に1回開催予定。 「研究テーマ」及び「設計ガイドライン」に関するセミナーを開催。
③会報発行。
④設計ガイドラインと関連するソフトウェアの作成・提供。
●会員企業に最新の情報を提供するためのシンポジウムを開催。
●本研究会の成果としての設計ガイドラインと関連するソフトウェアの提供は、原則としてセミナーで実施。
●セミナーの概略は会報で会員企業すべてに提供。

<特定の会員企業に対する事業>

●会員企業の課題解決を行うため、コンサルテーションを実施。
●コンサルテーションの範囲を超える課題に対しては、最適な研究グループをコーディネートして、共同研究・受託研究を実施することが可能。

※セミナーに会員企業以外の参加希望があった場合には、会員企業を優先し、会場に余裕がある場合にのみ参加を受け入れることがあります。



 


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