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イベント

<2017年度>

2018年3月14日(水)
【3/27(火)開催】第10回ウェアラブル分科会(新規メンバー募集)のご案内
 「第10回ウェアラブル分科会」をご案内いたします。
分科会は「企業技術者と大学研究者との間でデモ実験を含めながら課題を深く議論する場」と設定し、ご参加いただいた皆様にはなるべく継続的な参加をお願いしております。
この度は、新たに若干名ですが新規メンバーを募集致します。今までにご参加いただいた方を優先しますが、新たな方のご参加もお待ちしております。ぜひこの機会にご検討いただけましたら幸いです。ご多忙中とは存じますがどうぞよろしくお願い申し上げます。

日時

2018年3月27日(火) 13:30~17:00(休憩:15:00~15:15)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに守衛所での受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

議題

各研究担当者からの進捗報告と質疑応答
 研究担当者が、筋電義手システムの実機を用いて取り組んでいる課題に関しての説明、問題点の開示と結果を報告します。参加者と一緒に筋電義手を対象に、ウェアラブル機器に関するEMC問題の議論を深めることを予定しています。(以下の講演順は変更の可能性があります。)

1)『 筋電義手からの不要電磁放射とその評価法の検討 』
 可動部を有する電子機器を人体に装着して使用するウェアラブル機器からの不要電磁放射の許容値や測定法は規定されていないため、筋電義手を対象に不要電磁波放射を様々な条件の下で評価している。今回も前回に引き続き、人体に装着するのではなく、疑似筋電信号で動作させた筋電義手において生じるコモンモード電流や不要電磁波放射を、人体に装着した場合の放射を模擬するため寒天ファントムを使用し評価した結果について報告を行う。
岡山大学 豊田 啓孝 先生
2)『筋電義手のワイヤレス制御におけるノイズ発生経路と対策の検討』
 筋電義手のワイヤレス制御を人体通信技術を利用して実現した。
この際の人体通信信号の筋電信号への混入及び外部雑音の筋電信号への混入を対象に、その発生機構、混入経路について検討し、行った対策と効果を報告する。
名古屋工業大学 王 建青 先生、藤原 修 先生

募集人数

今までにご参加いただいている皆様 プラス 新規ご参加若干名

参加費

法人会員 無料
法人准会員 1分科会1人95,200円(税込102,816円) 年2回程度開催

お申込み

 メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先

法人会員>以上4点をご連絡ください。

法人准会員>以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。 参加費請求書は、ご参加後に郵送致します。
第10回ウエアラブル分科会 参加申込書(法人准会員用) word pdf

募集締切

※定員に達し次第締め切らせていただきます。

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局
2018年2月26日(月)
【3/30(金)開催】第25回特別シンポジウム「5Gを考慮したミリ波帯アンテナ技術と高速伝送でのEMC設計」のご案内

 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 今回の特別シンポジウムは、「5Gを考慮したミリ波帯アンテナ技術と高速伝送でのEMC設計」をテーマに、廣川 二郎 先生と、萓野 良樹 先生のお二人に、現在 国際規格化や技術開発が進められている 次世代移動通信システム (5G) でのミリ波帯応用を念頭に、ミリ波帯アンテナ設計・評価技術と、高速伝送基板でのEMC設計についてご講演を頂き 解決すべき課題を皆様と共有したいと存じます。 
 質疑応答の時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2018年3月30日(金) 13:25~17:30

開催場所

電気通信大学 創立80周年記念会館3F「リサージュ」(学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:25~13:30 開会挨拶
13:30~15:15
(質疑15分含む)
『ミリ波帯平面アンテナの実際 』

東京工業大学 工学院 電気電子系  教授 廣川 二郎 先生

(ミリ波は 広帯域・大容量の通信が可能な周波数として注目が集まっています。ミリ波平面アンテナの実例についてアンテナ構成や伝送線路の種類などについて説明し、ミリ波帯における材料や加工法、評価法などの観点から解説します。動作原理からミリ波帯で製作・評価する際のノウハウなどを説明します。)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:15
(質疑15分含む)
『差動伝送線路からの不要電磁放射の予測と抑制を目指したEMC計測と解析(その2)』

電気通信大学 大学院情報理工学研究科  准教授 萓野 良樹 先生

(差動伝送方式が広く用いられているが、基板上では非対称構造が避けられず不平衡が発生するため、伝送信号の品質の確保と同時に不要電磁波放射の解決が重要である。今回は、ミアンダ配線による位相補償を例に非対称構造が伝送特性及び放射電磁界に与える影響を検討した例や、差動線路間隔よりも近い位置に電磁シールドを配置した場合の問題点について紹介する。)
17:15~17:30 全体討議(全体通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員は28,600円 (税込30,888円)

お申込み

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡ください。
<特別会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.氏名
 以上1点をご連絡ください。
<法人准会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第25回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局
2018年2月22日(木)
新規メンバー募集【3/5(月)開催】第7回 PSD分科会のご案内
 第7回PSD分科会の開催をご案内致します。
PSD分科会は、実際にソフトを動かしながら多目的最適化設計について議論する場です。
性格上、継続して参加することが望まれますが、これまでご参加いただけなかった方からも若干名ですが募集いたします。

今回は、以下を取扱う予定です。(PSDについては末尾をご参照ください。)
  回路基板の配線設計問題例として、シングルエンド励振線路と差動励振ペア線路が隣接するモデルと、2組の差動励振ペア線路が隣接するモデルを取り上げます。
この例では、通常の2本線路間のクロストーク以外に、コモンモード電流が誘導される問題が出現します。まず多線条線路解析法を示し、基本的な考え方から要求性能に対する考え方を解析します。この設計問題では、電磁界解析の結果を基礎データとするために、また電磁界解析の回数を減らすために実験計画法を採用しています。

 ご希望の方は、下記の要領に沿ってお申し込みください。第7回から参加される方には 開催に先がけ、当日11:00~12:00に事前レクチャーをいたします。過去の資料のお渡し、過去の資料への質問にもお応えいたします。ご不明な点等ございましたら、遠慮なくご連絡ください。

日時

2018年3月5日(月) 13:00~17:00(休憩:15:00~15:15)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

募集人数

これまでの分科会参加者 プラス 新規ご参加若干名

参加費

法人会員 無料
法人准会員 1分科会1人 95,200円(税込102,816円)年3回程開催しています

募集締切

3月1日(木) ※定員に達し次第締め切らせていただきます。

お申込み

 メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 5.事前レクチャーご参加の有無

法人会員>以上5点をご連絡ください。

法人准会員>以上5点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。 参加費請求書は、ご参加後に郵送致します。
第7回PSD分科会 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

PSDとは

 PSDとはPreference Set-based Design(選好度付セットベース設計)の頭文字を取ったもので、電気通信大学の石川晴雄名誉教授が開発した「多目的最適化設計」の手法です。今までにこの手法は、機械系で適用されて多くの成果を得ています。大学発の研究成果を広く展開して社会に貢献する活動の一環にと、ギガビット研究会では石川先生の協力の下に、PSD手法を電気系に適用するために分科会を立ち上げました。
 多目的最適化設計とは、多くの目的(要求性能)を同時に最適化(満足)するように、多くの設計変数を決める協調設計のことを言います。従来の設計での「解析(analysis)による試行錯誤的な手法」から脱出し、「合成(synthesis)を行う設計手法」を目指そうと考えています。セットベースとは、集合論に基づくことを意味し、選好度とは設計変数範囲の評価・決定過程を数学的に取り扱うための指標です。これによって他のセットベース手法とは異なり定量的な評価を明確にしながら設計変数範囲を決定している利点があります。

 分科会では、これまでに主としてEMIフィルタ設計にPSD手法を適用してきました。一定負荷の条件下での設計、負荷が変動する条件下での設計、実験計画法で実験数を少なくする法、などを参加者と一緒にデモで体験しながら実施してきました。この手法は集合論的な手法を用いていますので、設計値は要求性能(設計仕様)を満足する範囲解として得られ、設計パラメータの許容範囲を与えてくれる手法です。パラメータの寄与度も与えてくれます。この手法では、逆に与えられた設計パラメータの範囲内では要求性能(設計仕様)を満足する解がないときも判定できます。

PSD手法についての参考書、及び学会発表の一部をご紹介します。
1.PSD手法を解説した参考書
石川 晴雄, 多目的最適化設計 -セットベース設計手法による多目的満足化-,
コロナ, 2010.
2.PSDを適用した回路設計に関する公表成果(2017年度)
[1]Y. Kayano, et al., “A study on design of bent differential-paired lines by preference set-based designing method,” IEICE Tech. Report, EMCJ2017-16, 2017-05.
[2]萓野他,“負の群遅延特性のためのSIR型スタブを持つ伝送線路のPSD手法による設計”, 信学通ソ大, B-4-22, 2017-09.
[3]萓野他,“選好度付きセットベースデザイン手法による負の群遅延特性を持つSIR型伝送線路構造の設計に関する一検討”,信学技報, EMCJ2017-26(EMD2017-14), 2017-07.
[4]上他,“選好度付きセットベースデザイン手法について”, 信学技報, EMCJ2017-59, 2017-11.
[5]萓野他,“選好度付きセットベースデザイン手法を用いた伝送線路型フィルタの設計法に関する一手法”,信学技報, EMCJ2017-60, 2017-11.

【1/25-26開催】第9回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部(電気回路編) 受講のお誘い
 設計ガイドランセミナー入門編(第1部)「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」は、機械系や化学系など非電気系で、回路設計・EMC技術に従事している初心者レベルの方々を対象とする入門編の講座です。
 ・オームの法則は分かるけど、jwとはそもそも何を意味するのか分からないという方
 ・コイルやコンデンサは電磁気学とは無縁と思っている方
 ・電圧・電流と電界・磁界は全くの別物と思っている方
が抱えている疑問に応えられるようにと準備された講座です。電気系、非電気系の出身者にこだわらず回路設計やEMC技術に従事している方に電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けて貰うことを目的としています。
例えば、次の問題は電磁気学的にはどのような根拠にあって答えが出てくるかわかりますか?  
>> 続きはこちら(PDF)
2017年12月22日(金)
【1/25-26開催】第9回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部
 初心者・新入社員教育用に
「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」のご案内
 第9回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部『電気回路編』を開催いたします。
非電気系の技術者、EMC技術初心者、回路設計・EMC技術に従事している方で電磁気学の基本に 立ち返った正しい考え方を身に付けたい方・学び直したい方にお薦めのセミナーです。

『電気回路編』の内容は以下の通りです。

1. 直流での電圧・電流と電界・磁界
静電界は電荷が作る、電圧は静電界で定義、電流は電荷が動くこと、 電流が磁界をつくる、電気回路の基本法則など
2. 回路素子と電磁界
キャパシタを電磁気学的にみる、グラウンド面と導体、 インダクタを電磁気学的にみるなど
3. 交流での電磁界と回路素子
任意波形は正弦波の集まり、交流での抵抗、キャパシタ、インダクタの交流での動作など
4. 交流での回路解析の手法
フェーザ法、網目解析法、節点解析法、共振現象など

この講座の目標は
電子機器の基本素子の動作がどのような電磁気現象の基礎にあるのかを理解すること、 その応用として電子機器での現象・動作などが定性的に説明できるようにすること、さらに EMC問題へ展開できるようにするための基礎的な考え方を確立することを目標にしています。
テキストの内容と進め方は
まず、平易なモデルやデモ実験により何が問題点かを提示します。次にこの現象や結果を説明する上で必要な電磁気的用語と電気回路的用語とを関連付けて説明します。これらの現象や用語の理解を深めるために、『実験を各受講者で行って』動作原理や性質を理解できるようにと工夫しています。波形発生器とオシロスコープをセットとする測定システムを用意し、測定機器の使用法も手ほどきいたします。
セミナー受講者の声(受講者の皆様からいただきましたご感想の一部を紹介します。)
・電気回路についての知識がなかったので大変勉強になった。回路学と電磁気学を分けて説明されており、素人でも分かりやすかった。
・交流でのCとLの動作がよく分かった。波形を参照しながらの説明が分かりやすかった。
・電圧・電流、電界・磁界の違いで、曖昧だった理論を学び直せてよかった。
注: ここでの実験は、オシロスコープを使って電磁界現象を観察します。また、実験においては準備しているファンクションジェネレータの性能のために30 MHz以下の周波数帯域を対象にし、実験試料もそれに対応して工夫しています。

開催日時

1日目 2018年1月25日(木) 10:00~17:00
2日目 2018年1月26日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45
  <昼食>
講義13:15~15:00
  <休憩>
講義15:15~17:00  *両日とも同じタイムスケジュールです

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。 直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

参加対象者

非電気系の技術者、EMC技術初心者、
回路設計・EMC技術に従事している方で、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方

募集人数

12名 ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員 28,600円(税込30,888円)
法人准会員 47,600円(税込51,408円)

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第9回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第9回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*個人のPCの持ち込み可。オシロスコープ画面のUSBへの取り出し可。
但し、録音・撮影はご遠慮願います。

2017年10月31日(火)
【12/5(火)開催】第13回シンポジウムのご案内

日時

2017年12月5日(火) 13:25~17:00 (この後17:30から懇親会を開催いたします。)

場所

電気通信大学 創立80周年記念会館3F「リサージュ」(学内マップ「4」の建物)

プログラム


13:25~13:30 開会の挨拶
研究会代表   上  芳夫
13:30~14:35
(質疑5分含む)
基調講演
『 次世代交通・運輸システムにおける通信の役割と課題 』
電気通信大学 先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター
センター長 教授 山尾 泰
自動運転技術の急速な発展と、電気自動車などパワートレーンの多様化は次世代交通・運輸システムに大きなインパクトを与えます。そこでの車車間通信および車とNWインフラ間の通信の役割と課題について述べるとともに、電通大AWCCが分担した内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の研究内容の一端を紹介します。
14:35~15:40
(質疑5分含む)
『 自動車に関わるEMCの変遷と今後の課題 』
株式会社デンソー 基盤技術開発部 EMC技術開発室 中村 克己 氏
電気学会 自動車(PHEV/EV)のEMC調査専門委員会では電動車両の市場規模の拡大を念頭に、自動車のEMC問題に関する技術調査を実施し全体像を把握した上で問題点の整理、共有を目指しています。本講演では調査内容の概要を紹介致します。
15:40~15:55 休憩
15:55~16:55
(質疑5分含む)
「 ギガビット研究会活動報告 」
 1. ギガビット研究会 活動状況と今後の取り組み
研究会代表 上 芳夫
 2. ウェアラブル分科会 活動状況と今後の取り組み
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
16:55~17:00 閉会の挨拶
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
17:30~ 懇親会 (調布駅 駅前店舗にて。会費4,000円)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員はお一人28,600円(税込30,888円)

参加申込み

 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡ください。
<特別会員>
 1.氏名 2..懇親会ご出欠の可否
 以上2点をご連絡ください。
<法人准会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第13回シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

2017年10月12日(木)
【11/13(月)開催】第24回特別シンポジウム「ウェアラブル機器等の新たな技術とEMC課題の将来展望」のご案内

 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 第24回特別シンポジウムでは、「ウェアラブル機器等の新たな技術とEMC課題の将来展望」をテーマに、藤原 修 先生、多氣 昌生 先生のお二人に 今までのEMC研究の動向に加え 今後の課題と展望等も ご講演を頂き 解決すべき問題を皆様と共有したいと存じます。
 質疑応答の時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2017年11月13日(月) 13:25~17:30

開催場所

電気通信大学 創立80周年記念会館3F「リサージュ」(学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:25~13:30 開会挨拶
13:30~15:15
(質疑15分含む)
『 わが国におけるEMC研究の技術動向と将来課題 』

名古屋工業大学 名誉教授/電気通信大学 客員教授  藤原 修 先生

(わが国のEMC研究は,1977年4月の環境電磁工学研究専門委員会(EMCJ)創設から始まる。本年はEMCJ創設40周年にあたることを鑑み,この講演では,故佐藤利三郎先生を中心として 先達が生みだされた わが国の世界に類例のないEMCの独特な考え方を紹介し,これまでのEMCJ技術報告にみる課題の特異性と動向から将来を展望する。)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:15
(質疑15分含む)
『 人体周辺で使用する新たな技術と生体EMC 』

首都大学東京 理工学研究科 電気電子工学専攻 教授 多氣 昌生 先生

(無線通信技術が身近な存在となり、ますます広範囲に応用が進められている。これに伴い、人体と無線機器、及び機器間の共存に対する関心が高まっている。本講演では、生体EMCを中心に、国際標準化における人体近傍の機器のEMCについての最近の取り組み状況、人体防護ガイドライン及び人体ばく露評価方法における新たな課題と展望について述べる。)
17:15~17:30 全体討議(全体通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員は28,600円 (税込30,888円)

お申込み

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡ください。
<特別会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.氏名
 以上1点をご連絡ください。
<法人准会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第24回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局
【10/26-27開催】第8回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部(伝送線路編) へのお誘い
 ギガビット研究会の設計ガイドラインセミナー入門編では、電気回路に出てくる電気現象であっても電磁気学をベースにした考え方で考察しています。EMC問題を解決するためには、特にこの考え方が重要であり、解決の糸口を得る手段でもあります。

大学や高専において、
(1)高周波回路や伝送回路、電磁波工学を受講しなかった、または開講されていなかったのでこの分野の考え方が不完全である。
(2)電気回路と電磁気学とは全く別の授業であったので関連性がはっきりしていない。
(3)現場設計は前例を参考にしているが、部品配置や配線設計などを何故そうするのか、した方がいいのか説明できない。
などと一抹の不安、疑問をお持ちではありませんか?  
>> 続きはこちら(PDF)
2017年9月21日(木)
【10/26(木)、27(金)開催】第8回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部
 初心者・新入社員教育用に
「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(伝送線路編)」のご案内
 第8回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部『伝送線路編』を開催いたします。
設計ガイドラインセミナー入門編は2部に分割して開催しています。第1部は電気系以外の出身者を対象に「電気回路編」、第2部は電気(交流)回路を履修済みの電気系または同等の知識を有する方々を対象に「伝送線路編」とし、『デモ実験』を取り入れながら『式を用いずに定性的な説明でEMC現象の基礎を理解できる』ことを目的としています。2日間にわたるセミナーでは『各受講者に直接実験に取り組んでいただけるように』と、ファンクションジェネレータとオシロスコープをセットとする測定システムを用意し、測定機器の使用法も手ほどきいたします。

第2部の内容は以下の通りです。

1. 集中定数回路(復習)
位相やフェーザ法を中⼼に第1部の復習(直流での電圧・電流と電界・磁界、回路素子と電磁界、交流での電磁界と回路素子、交流での回路解析の手法など)
2. 伝送線路の基礎
伝送線路はLC素子の集合、伝送線路の電磁界と線路電圧電流、平衡形線路と不平衡形線路、電力を運ぶ交流電磁界、線路キャパシタンスとインダクタンス、伝送線路を特徴づけるパラメータ、特性インピーダンス、反射波と反射波、時間領域での現象、電流は常に配線を一巡して流れるのか
3. クロストーク現象の基礎
低周波での磁界結合、低周波での電界結合、高周波でのクロストーク現象

この講座の目標は
電子機器における配線は最長の素子です。それを単に電圧や電流で動作を理解するだけでは不十分です。配線は伝送線路の類に属し、電磁気現象をともなう回路素子として認識する必要があります。
伝送線路における物理現象を、電磁気的取扱いと回路的取扱いを定性的に説明できるようにすること、さらに、基礎的なEMC問題の考え方が理解できるようにすることです。
テキストの内容と進め方は
まず、平易なモデルやデモ実験により何が問題点かを提示します。次にこの現象や結果を説明する上で必要な電磁気的用語と電気回路的用語とを関連付けて説明します。これらの現象や用語の理解を深めるために、更なるモデルによる『実験を各受講者で行って』動作原理や性質を理解できるようにと工夫しています。
注: ここでの実験は、オシロスコープを使って電磁界現象を観察します。また、実験においては準備しているファンクションジェネレータの性能のために30 MHz以下の周波数帯域を対象にし、実験試料もそれに対応して工夫しています。

開催日時

1日目 2017年10月26日(木) 10:00~17:00
2日目 2017年10月27日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45
  <昼食>
講義13:15~15:00
  <休憩>
講義15:15~17:00  *両日とも同じタイムスケジュールです

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。 直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

参加対象者

電気(交流)回路を履修済みの電気系技術者、同等の知識を有する技術者
( 設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 既受講者を含む )

募集人数

12名 ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員 28,600円(税込30,888円)
法人准会員 47,600円(税込51,408円)
 セミナー終了後に参加費請求書を郵送致します。

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第8回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第8回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*個人のPCの持ち込み可。オシロスコープ画面のUSBへの取り出し可。
但し、録音・撮影はご遠慮願います。

2017年9月14日(木)
【9/29(金)開催】第9回ウェアラブル分科会(新規メンバー募集)のご案内
 「第9回ウェアラブル分科会」をご案内いたします。
分科会は「企業技術者と大学研究者との間でデモ実験を含めながら課題を深く議論する場」と設定し、ご参加いただいた皆様にはなるべく継続的な参加をお願いしております。
この度は、新たに若干名ですが新規メンバーを募集致します。今までにご参加いただいた方を優先しますが、新たな方のご参加もお待ちしております。ぜひこの機会にご検討いただけましたら幸いです。ご多忙中とは存じますがどうぞよろしくお願い申し上げます。

日時

2017年9月29日(金) 13:00~17:00(休憩:15:00~15:15)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに守衛所での受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

議題

各研究担当者からの進捗報告と質疑応答
 研究担当者が、筋電義手システムの実機を用いて取り組んでいる課題に関しての説明、問題点の開示と結果を報告します。参加者と一緒に筋電義手を対象に、ウェアラブル機器に関するEMC問題の議論を深めることを予定しています。(以下の講演順は変更の可能性があります。)

1)『 筋電義手からの不要電磁放射とその評価法の検討 』
 可動部を有する電子機器を人体に装着して使用するウェアラブル機器からの不要電磁放射の許容値や測定法は規定されていないため、筋電義手を対象に不要電磁波放射を様々な条件の下で評価している。今回は、不要電磁放射が最大となる「手を握る、開く」という動作条件を中心に、コモンモード電流や不要電磁波放射の評価結果について報告する。
岡山大学 豊田 啓孝 先生
2)『 ワイヤレス筋電義手に対する間接ESDイミュニティ試験 』
 筋電義手の制御信号の無線化を紹介し、それを有線で伝送した場合と無線で伝送した場合について擬似生体信号発生器と生体等価ファントムを組み合わせたイミュニティ試験系を用い、間接ESD イミュニティ試験を行った。筋電義手の誤動作率の傾向を比較することにより、制御信号線の無線化によるESD に対する耐性を検証する。
名古屋工業大学 王 建青 先生、藤原 修 先生

募集人数

今までにご参加いただいている皆様 プラス 新規ご参加若干名

参加費

法人会員 無料
法人准会員 1分科会1人95,200円(税込102,816円) 年2回程度開催

お申込み

 メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先

法人会員>以上4点をご連絡ください。

法人准会員>以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。 参加費請求書は、ご参加後に郵送致します。
第9回ウエアラブル分科会 参加申込書(法人准会員用) word pdf

募集締切

※定員に達し次第締め切らせていただきます。

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局
【8/24-25開催】第7回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部(電気回路編) 受講のお誘い
 設計ガイドランセミナー入門編(第1部)「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」は、機械系や化学系など非電気系で、回路設計・EMC技術に従事している初心者レベルの方々を対象とする入門編の講座です。
 ・オームの法則は分かるけど、 とはそもそも何を意味するのか分からないという方
 ・コイルやコンデンサは電磁気学とは無縁と思っている方
 ・電圧・電流と電界・磁界は全くの別物と思っている方
が抱えている疑問に応えられるようにと準備された講座です。電気系、非電気系の出身者にこだわらず回路設計・EMC技術に従事している方に電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けて貰うことを目的としています。
例えば、次の問題は電磁気学的にはどのような根拠にあって答えが出てくるかわかりますか?  
>> 続きはこちら(PDF)
2017年7月11日(火)
【8/24-25開催】第7回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部
 初心者・新入社員教育用に
「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」のご案内
 第7回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部『電気回路編』を開催いたします。
2015年度から、設計ガイドラインセミナー入門編は2部に分割して開催しています。第1部は電気系以外の出身者を対象に「電気回路編」、第2部は電気(交流)回路を履修済みの電気系または同等の知識を有する方々を対象に「伝送線路編」とし、『デモ実験』を取り入れながら『式を用いずに定性的な説明でEMC現象の基礎を理解できる』ことを目的としています。『各受講者に直接実験に取り組んでいただけるように』と、ファンクションジェネレータとオシロスコープをセットとする測定システムを用意し、測定機器の使用法も手ほどきいたします。

第1部の内容は以下の通りです。

1. 直流での電圧・電流と電界・磁界
静電界は電荷が作る、電圧は静電界で定義、電流は電荷が動くこと、 電流が磁界をつくる、電気回路の基本法則など
2. 回路素子と電磁界
キャパシタを電磁気学的にみる、グラウンド面と導体、 インダクタを電磁気学的にみるなど
3. 交流での電磁界と回路素子
任意波形は正弦波の集まり、交流での抵抗、キャパシタ、インダクタの交流での動作など
4. 交流での回路解析の手法
フェーザ法、網目解析法、節点解析法、共振現象など

この講座の目標は
電子機器の基本素子の動作がどのような電磁気現象の基礎にあるのかを理解すること、 その応用として電子機器での現象・動作などが定性的に説明できるようにすること、さらに EMC問題へ展開できるようにするための基礎的な考え方を確立することを目標にしています。
テキストの内容と進め方は
まず、平易なモデルやデモ実験により何が問題点かを提示します。次にこの現象や結果を説明する上で必要な電磁気的用語と電気回路的用語とを関連付けて説明します。これらの現象や用語の理解を深めるために、更なるモデルによる『実験を各受講者で行って』動作原理や性質を理解できるようにと工夫しています。
注: ここでの実験は、オシロスコープを使って電磁界現象を観察します。また、実験においては準備しているファンクションジェネレータの性能のために30 MHz以下の周波数帯域を対象にし、実験試料もそれに対応して工夫しています。

開催日時

1日目 2017年8月24日(木) 10:00~17:00
2日目 2017年8月25日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45
  <昼食>
講義13:15~15:00
  <休憩>
講義15:15~17:00  *両日とも同じタイムスケジュールです

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。 直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

参加対象者

非電気系の技術者、EMC技術初心者、
回路設計・EMC技術に従事している方で、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方

募集人数

12名 ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員 28,600円(税込30,888円)
法人准会員 47,600円(税込51,408円)

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第7回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第7回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*個人のPCの持ち込み可。オシロスコープ画面のUSBへの取り出し可。
但し、録音・撮影はご遠慮願います。

2017年6月20日(火)
【7/14(金)開催】第23回特別シンポジウム「30MHz以下を含む電磁界測定評価と高周波利用設備等におけるEMCの課題」のご案内

 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 第23回特別シンポジウムでは、インバータやスィッチング電源を含む機器や WPT(無線電力伝送) 等の「30MHz以下を含む電磁界測定評価と高周波利用設備等におけるEMCの課題」をテーマに取り上げ、この分野関連での専門家 呉 奕鋒氏と 久保田文人氏に最新の情況 成果を含めてご講演頂き、解決すべき課題等を共有したいと存じます。
 質疑応答の時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2017年7月14日(金) 13:25~17:30

開催場所

電気通信大学 創立80周年記念会館3F「リサージュ」(学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:25~13:30 開会挨拶
13:30~15:15
(質疑15分含む)
『 省エネルギー機器からの電磁雑音について 』

情報通信研究機構 電磁波研究所 電磁環境研究室
  主任研究員 呉 奕鋒 氏

(近年、省エネルギー機器から発生する電磁雑音によって、通信・放送システムへの影響が懸念されています。こうしたトラブルを事前に防止するためには、電磁環境を正確に測定・評価する技術が必須となります。本講演では、NICTにおける最近の研究成果についてご紹介します。)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:15
(質疑15分含む)
『 ワイヤレス電力伝送に関する標準化および制度化の動向 』

テレコムエンジニアリングセンター 松戸試験所
  副本部長 久保田 文人 氏

(MITの研究チームが2つのコイルを 空間を隔てて結合状態にすると送電できることをScience誌に発表してから約10年が経過しました。その後の多くの研究によりメカニズムの理解が進んできましたが、ワイヤレス電力伝送(WPT)技術の実用化は当初期待されたほど進んでいません。 本報告では、その背景を含め国際的な標準化・制度化の現状を解説します。)
17:15~17:30 全体討議(全体通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員は28,600円 (税込30,888円)

お申込み

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡ください。
<特別会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.氏名
 以上1点をご連絡ください。
<法人准会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第23回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局
2017年6月5日(月)
【7/7(金)開催】第12回シンポジウムのご案内

日時

2017年7月7日(金) 13:25~17:00 (この後17:30から懇親会を開催いたします。)

場所

電気通信大学 創立80周年記念会館3F「リサージュ」(学内マップ「4」の建物)

プログラム


13:25~13:30 開会の挨拶
研究会代表   上  芳夫
13:30~14:30
(質疑5分含む)
基調講演
「 開離する電気接点から発生する高周波電磁ノイズ問題 」
秋田大学 名誉教授 / 電気通信大学 客員教授 井上 浩 先生
電流の断続を機械的に行なうスイッチなどの接続デバイスはよく使われている。
電流を切る時にアーク放電を伴い、高周波までの電磁ノイズの源となる。本講演では、高周波まで発生する電気接点の電磁ノイズを解説する。
14:30~15:30
(質疑5分含む)
「マイクロギャップESD(静電気放電)によって発生する
 電磁妨害波とその特異性 」

東北学院大学 工学部電子工学科 教授 川又 憲 先生
ESD(静電気放電)は、最近のハイテクディジタル電子機器の動作に対して障害を与え、時には機器の故障を引き起こす電磁妨害波源となる。特に、1kV以下の比較的低い電圧によるマイクロギャップESDでは、発生する電磁雑音のレベルが非常に高い場合がある。
さらに、その周波数成分は10 GHzを超え、非常に広い帯域にわたる電磁障害をもたらす場合がある。本講演では、マイクロギャップESDによって発生する電磁妨害波特性とその特異性について述べる。
15:30~15:45 休憩
15:45~16:55
(質疑5分含む)
「 ギガビット研究会の活動状況と今後の取り組み 」
 1. 設計ガイドラインセミナー入門編 
2. PSD分科会
研究会代表 上 芳夫
 3. ウェアラブル分科会
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
16:55~17:00 閉会の挨拶
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
17:30~ 懇親会 (調布駅 駅前店舗にて。会費4,000円)

シンポジウム参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員はお一人税込30,888円(税込)

シンポジウム参加申込み

 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡ください。
<特別会員>
 1.氏名 2..懇親会ご出欠の可否
 以上2点をご連絡ください。
<法人准会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第12回シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

2017年5月26日(金)
新規メンバー募集【6/1(木)開催】第6回 PSD分科会のご案内
 「第6回PSD分科会」の開催をご案内致します。
 PSD分科会は、実際にソフトを動かしながら多目的最適化設計について議論する場です。
性格上、継続して参加することが望まれますが、これまでご参加いただけなかった方からも若干名ですが募集いたします。
 今回は、以下を取扱う予定です。(PSDについては末尾をご参照ください。)

(1) 一部の素子値を予め与えて要求性能を満足する他の素子を設計する
『余った変成器があり、これを使って仕様を満足するEMIフィルタを設計することが出来たら、、、』と思ったことはありませんか? PSD手法を使うとこれを解決することが出来ます。
(2) 要求性能を満足しない可能性の予測と対処
与えられた素子で仕様(要求性能)を満足する設計が『できる、できない』は、どう判断していますか。PSD手法でやってみせましょう。
(3) 特性インピーダンスに関する前回の結果の応用としての分布定数フィルタ設計 伝送線路を2次元電磁界解析して得られた線路パラメータの結果を、分布定数フィルタの設計に応用します。結合2本線路を用います。このとき、線路パラメータの電磁界解析を何回も何回も繰返す必要はありません。PSD手法は、時間や手間のかかる電磁界解析を少なくして、仕様を満足する結果を出してくれます。

 ご希望の方は、下記の要領に沿ってお申し込みください。第6回から参加される方には 開催に先がけ、当日11:00~12:00に事前レクチャーをいたします。過去の資料のお渡し、過去の資料への質問にもお応えいたします。ご不明な点等ございましたら、遠慮なくご連絡ください。

日時

2017年6月1日(木) 13:00~17:00(休憩:15:00~15:15)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

募集人数

これまでの分科会参加者 プラス 新規ご参加若干名

参加費

法人会員 無料
法人准会員 1分科会1人 102,816円(税込) 年3回程度開催しています

募集締切

5月30日(火) ※定員に達し次第締め切らせていただきます。

お申込み

 メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先

法人会員>以上4点をご連絡ください。

法人准会員>以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。 参加費請求書は、ご参加後に郵送致します。
第6回PSD分科会 参加申込書(法人准会員用) word pdf

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電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

PSDとは

 PSDとはPreference Set-based Design(選好度付セットベース設計)の頭文字を取ったもので、電気通信大学の石川晴雄名誉教授が開発した「多目的最適化設計」の手法です。今までにこの手法は、機械系で適用されて多くの成果を得ています。大学発の研究成果を広く展開して社会に貢献する活動の一環にと、ギガビット研究会では石川先生の協力の下に、PSD手法を電気系に適用するために分科会を立ち上げました。
 多目的最適化設計とは、多くの目的(要求性能)を同時に最適化(満足)するように、多くの設計変数を決める協調設計のことを言います。従来の設計での「解析(analysis)による試行錯誤的な手法」から脱出し、「合成(synthesis)を行う設計手法」を目指そうと考えています。セットベースとは、集合論に基づくことを意味し、選好度とは設計変数範囲の評価・決定過程を数学的に取り扱うための指標です。これによって他のセットベース手法とは異なり定量的な評価を明確にしながら設計変数範囲を決定している利点があります。

 分科会では、これまでに主としてEMIフィルタ設計にPSD手法を適用してきました。一定負荷の条件下での設計、負荷が変動する条件下での設計、実験計画法で実験数を少なくする法、などを参加者と一緒にデモで体験しながら実施してきました。この手法は集合論的な手法を用いていますので、設計値は要求性能(設計仕様)を満足する範囲解として得られ、設計パラメータの許容範囲を与えてくれる手法です。パラメータの寄与度も与えてくれます。この手法では、逆に与えられた設計パラメータの範囲内では要求性能(設計仕様)を満足する解がないときも判定できます。

 今後も、PSD手法を適用する際の問題点や有効性について議論する場として、また、大学の研究者と企業の技術者が、実際にソフトを動かしながら多目的最適化設計について議論する場としていく予定です。

PSD手法についての参考書、及び学会発表の一部をご紹介します。
1.PSD手法を解説した参考書
石川 晴雄, 多目的最適化設計 -セットベース設計手法による多目的満足化-,
コロナ, 2010.
2.PSD手法を電気系へ応用した学会発表の例(一部)
[1] 長尾 他, “RLGCパラメータのメタモデリングを用いた基板端のマイクロストリップ線路線形へのPSD設計手法の適応検討”, 2016年信学総大, B-4-72, 2016- 03.
[2] 川上 他, “選好度付きセットベースデザイン(PSD)手法のフィルタ設計への適用の 検討”, 電学論A, vol.136, no.10, pp.621-628, 2016-10.
[3] Y. Kayano, et al,“A Study on Design of Bent Differential-Paired Lines by Preference Set-based Design Method,” IEICE Tech. Rep. EMCJ2017- 16, 2017-05.



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