(1)参加された多くの方々からアンケートとして非常にポジティブで有意義なご意見・ご要望をいただきました。順序不同ですが参考までに代表的なものを掲載します。
・f_r≈0.35⁄τ_r などノウハウとして知っていた内容に対して、理論的な裏付けが得られ、非常に役に立ちました。
・現在ノイズ対策に苦しんでいます。EMC対策セミナーもお願いしたい。
上先生の講義はわかりやすい。説明が丁寧で良い。最後の付録の説明はわかりやすかった。電気・電磁気学の基礎の講義も聞きたい。
・インダクタンスの厳密な定義の説明が大変わかりやすく参考になった。
パーシャルインダクタンスとして求めた独立導体の自己インダクタンスが、回路内で集中定数素子として扱うことができるかというところをもっと知りたい。
集中定数と分布定数の違いも大変わかりやすく参考になった。
プログラムも大変参考になった。
不連続容量の伝送波形に対する影響をもっと知りたい。
・回路理論と電磁気学をつなぐところについて非常に分かりやすい講義で、自分でモヤモヤしていたところを理解することができた。
とっても有意義な資料であるので、部門内で共有しようと思う。
・基本的な事柄を復習することができ、とても勉強になった。
今後、実践的な話に入っていくと思いますので、機会があったらまた是非参加したいと思う。
・非常に勉強になった。結論 → 詳細という流れはとても分かり易かったと思う。
・シミュレータを用いたEMCノイズの理論的なモデリング手法や、そのノイズモデリングが他の回路やアンテナに対し結合するメカニズムをシミュレーションで定量的かつ精度良く求める手法の確立を求めている。そのような手法の最新動向があったら、今後のセミナー等で御紹介いただければ幸いです。
・本セミナーの内容は業務で扱っている電磁現象の数学的解釈の説明であったために非常に有意義な講義だった。日常では数学からのアプローチで電磁現象を捉えていないため、今後、EMI対策手法の開発に深みを持たすために、上記アプローチを取り入れて行きます。
(2)第2回設計ガイドラインセミナーは、2011年12月2日(金曜日)に「デジタル回路をアナログ高周波回路として取り扱うために」と題して開催される予定です。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。