電気通信大学
TOP ごあいさつ 組織 概要 料金表・申し込み 研究コンソーシアム 第一線技術者養成講座 イベント お問合せ・Q&A
TOPイベントTOP > イベント2012年度


イベント

▼イベント

2012年度

▼開催報告

<2012年度>

2013年2月19日(火)
【3/15(金)開催】第9回(第6部)設計ガイドラインセミナー「ディファレンシャルモード伝送では」のご案内
 伝送線路理論の上級編として、『ディファレンシャルモード伝送では』と題して、最近回路基板で多く使用されているディファレンシャルモード(差動)伝送するときの信号品質(SI)問題に焦点をあてます。
 多くの場合、回路基板では差動伝送用の2本線路だけが存在しているのではなく、多数の線路が近接して存在していますので、多線条線路系を構成していることになります。多線条線路中での伝送線路でのSI問題を取り上げます。

内容:
 昨今の電子機器における高速高周波化や小型軽量化に伴って回路基板では、非常に多くの配線が近接して配置されている状況を作り出しています。ディファレンシャル(差動)モード(DM)伝送はEMI問題を低減する手法として採用され、2本線路系で伝送される方式です。回路基板では複数存在する多線条線路系のうちから2本の線路がセットとして取り出され、使用される状態であると考えることが出来ます。線路系のクロストークをシングルエンド励振される2本線路の基本形から周波数領域と時間領域における取扱法とメカニズムとを解説することから始め、差動信号系でのSI問題に展開していきます。

1. 多線条線路の電信方程式とその解法
2. 2本線路系でのSI
3. 単独線路と差動伝送線路間のSI
4. 2組の差動伝送線路間のSI

日時

2013年3月15日(金) 10:00~17:00 (10:00~12:00, 13:30~15:00, 15:30~17:00)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)

参加費

法人会員:3万円、法人准会員5万円

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、ご郵送下さい。(申込み人数が定員に達し次第受付終了とさせていただきます。)
第9回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人会員用) word pdf
第9回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年12月20日(木)
【1/31(木)開催】 第6回特別シンポジウム「車両のEMC 及び ITSに関する最近の技術動向と国際規格」
 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、 今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 第6回特別シンポジウムでは、「車両のEMC 及び ITSに関する最近の技術動向と国際規格」をテーマに取り上げ、この分野の国際規格化でもご活躍されている、お二人の専門家にご講演して頂きます。
 質疑時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2013年1月31日(木) 13:10~17:30

場所

電気通信大学創立80周年記念会館3F「リサージュ」
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:10~13:15 開会挨拶
13:15~15:00 『 eモビリティ時代の自動車EMCと国際規格 』
日産自動車 (株) 電子システム開発部 主査  塚原 仁 氏

(カーエレクトロニクスの高度化とパワエレ機器の搭載によって、ますます複雑化してきている自動車EMC。最近話題の充電スタンドを含め、その特徴と課題を国際規格の動向を踏まえてお話しいたします。)
15:00~15:15 休憩
15:15~17:00 『 ITS情報通信システムのグローバル展開状況と国際標準化の動向』
ARIB (電波産業会) 研究開発本部 主任研究員  小山 敏 氏

(ITSでは、ETC実用化に続いて衝突回避のための安全運転支援システムや、高分解能ミリ波レーダーなどの開発が進められている。ITS 関連技術の実用化や研究開発の現状を紹介する。
また、ITS情報通信システムの国際標準化動向について報告する。)
17:00~17:30 全体討議(全体通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員は無料、 法人准会員はお一人3万円

お申込み

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
<法人准会員>
 電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、ご郵送下さい。
第6回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年12月3日(月)
【12/21(金)開催】ギガビット研究会 第3回シンポジウム

 第3回シンポジウムを以下の要領で開催いたします。
 年の瀬でご多忙のことと存じますが、是非ご参加くださるようお願い申し上げます。

 基調講演は、多くの会員の皆様から関心を寄せられました車載機器に関し、「車載用電子機器のEMC 現状と今後」と題して株式会社デンソーの中村克己氏にお話しいただきます。中村克己氏はこの分野に長年携われ、業界活動においても中心的に活躍されておられる方です。

 次に「電磁界理論に基づく伝送回路理論」について研究会代表の上がお話しいたします。
これはギガビット研究会のセミナーや講座の内容の根幹的思想をなすもので、短い時間ではありますが、その基本をご紹介いたします。今回は第1回とし、今後引き続きこのシンポジウムでセミナーや講座の具体的内容にも触れながらお話しいたします。

 続いてギガビット研究会の今後の取り組み、特に新しく始めるeラーニングと、今年度新設しました筋電義手分科会グループについて、その技術内容を詳しくお話をいたします。

日時

2012年12月21日(金)13:30~17:30

会場

国立大学法人電気通信大学 創立80周年記念会館「リサージュ」3F
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:30-13:35 挨拶
13:35-14:35 基調講演「車載用電子機器のEMC 現状と今後」
株式会社デンソー技術開発センター
中村 克己氏
14:35-15:15 「電磁界理論に基づく伝送回路理論」(第1回)
研究会代表 上 芳夫
15:15-15:30 休憩
15:30-15:50 「ギガビット研究会の今後の取り組みについて」
研究会代表 上 芳夫
15:50-16:10 「PCB上の非対称配線に起因するEMI/SI問題の検討」(筋電義手分科会グループ1)
岡山大学 〇豊田 啓孝・五百旗頭 健吾・古賀 隆治
16:10-16:30 「PCB上の非対称配線に起因するEMI/SI問題の検討」 (筋電義手分科会グループ1)
秋田大学 〇萓野 良樹・井上 浩
16:30-16:50 「IEC規格に則ったESD試験法と結果例」(筋電義手分科会グループ2)
鈴鹿高専 森 育子
16:50-17:10 「ESDインパルス波に対する遮蔽設計の基礎検討」 (筋電義手分科会グループ2)
八戸工大 川又 憲
17:10-17:30 「TEMセルを用いた基礎資料」(筋電義手分科会グループ2)
電通大 肖 鳳超

【筋電義手分科会の概要】
 実機を用いての研究のご要望に応えるために、電気通信大学横井教授が開発している「筋電義手(注)」を取り上げ、大きく二つのグループに分け、8大学の先生方にそれぞれ得意のテーマで研究を実施していただいております。
 この筋電義手には組み込み型のCPU搭載の小型制御ボードが使用されており、ボードを中心にセンサーやアクチュエータで構成されています。
 グループ1は基板配線に起因するEMC問題のうち、SI(信号品質)やEMI(放射妨害波)問題となる配線不連続やコネクタ、異層間配線の問題等に関する研究課題を掘り起し、メカニズムを明らかにすることによって設計ガイドラインに繋げるような展開をしようとする計画です。
 グループ2は、製品となるには避けては通れない電磁耐性に関する研究であり、時間領域と周波数領域の立場を分けて研究するものです。
 評価結果から電磁界との結合メカニズムを明らかにすることで設計ガイドラインに繋けることを期待しています。

(注:筋電義手については、http://www.youtube.com/watch?v=va3FbNjFDH8 (youtube) を参照)

懇親会 (会費2,000円)

17:45~19:00 電気通信大学 大学会館3F レストラン・ハルモニア
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「29」の建物)

シンポジウム参加費

法人会員は無料、 法人准会員はお一人3万円
法人会員、法人准会員とも2人まで参加できますが、3人以上の参加を希望される場合はご連絡ください。会場に余裕がある場合には可能です。

お申込み

会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
・会社名
・所属
・氏名
・メールアドレス等ご連絡先
・懇親会への参加の有無
以上5点をご連絡ください。

<法人准会員>
電話またはメールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
・会社名
・所属
・氏名
・メールアドレス等ご連絡先
・懇親会への参加の有無
以上5点をご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第3回シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

※ お申し込みの際に、懇親会への参加の有無を必ずお知らせください。

お問い合わせ先

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
国立大学法人電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL : 042-443-5848
e-mail : gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年11月28日(水)
【12/7(金)開催】第8回設計ガイドラインセミナー「クロストーク(結合)レベルを評価するた めに」
 2011年第3回セミナーの内容を増補・改訂して実施します。通常の伝送線路に関する参考書に記述されている内容をステップアップすることを目的とします。

配線が多くなると、配線間の電気回路的振る舞いを記述するには、電信方程式を拡張することで解析を行います。平行に配線されたn+1(1はグラウンド(GND)導体を意味する)本の線路は、多線条線といいます。多線条線路で最も基本的な2本の導体線路とGND導体から成る系(ここでは2本導体線路系と称する)での取扱法を検討することで、配線間のクロストークに関する設計ガイドラインを定量的に与えることができます。今回のセミナーでは以下の事項を取り上げます。

(1)近接する導体間やループ間ではクロストークが発生!
導体間に時間変化する電界が作用すると妨害電流が流れる
閉回路(ループ)を時間変化する磁界が鎖交すれば妨害電圧が発生
多導体線路系の電信方程式はどのように成り立っているか
電信方程式を解くためにはどのようにすればよいか
(2)2本導体線路系では、ディファレンシャルモードとコモンモードだけが存在する?!
ディファレンシャル,コモンモードとはTEMの電磁界モードである!
奇,偶モードとは何が違う?
線路が対称形でないと?
(3)ディファレンシャルモード100Ω、コモンモード25Ωの特性インピーダンスは存在し得るのか?
単独線路系でと、近接した線路系では異なる特性パラメータ!
(4)独立なモード間で何故モード変換が発生するのか?
異なる独立モードの線路系を接続すると?
電源回路と負荷回路の非対称はどんな影響?
(5)回路網方程式から、どんな現象が予測できるか?
モードの伝搬速度が異なると
(6)クロストークを評価するには、
配線間隔とクロストークレベルの関係は?
近端クロストーク(結合)が遠端クロストーク(結合)より常に大きいのか?
線路長が波長に比べて十分に長いと?

クロストーク(漏和)とは、電磁気学的には電磁界による結合現象です。この現象は古くから知られている現象で、電話回線において無関係な通話が混入してくる現象している用語です。マイクロ波回路ではこれを有効に使用して回路部品が作成されています。最近のEMCにおいては、配線間の結合問題ですので、伝送線路間の干渉妨害問題であり、信号の質を問うSI(signal integrity)問題であり、電源回路網への高周波信号の混入問題とするときのPI(power integrity)問題ともなります。

回路基板の最長部品である配線は伝送線路の範疇の部品です。伝送線路は配線が混んでくると、単独線路としての働きとしてではなく、結合線路として動作します。従来はせいぜい2本線路系での解析が主体でした。動作電圧や電力が小さくなってくることや高速・高周波化にともない従来無視してきたことが重要なファクタとして考慮しなければならないことです。今回は多線条線路の取扱法と基本的な取扱い、考え方、性質等に焦点をあてます。

日時

2012年12月7日(金) 10:00~17:00 (10:00~12:00, 13:30~15:00, 15:30~17:00)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)

参加費

法人会員:3万円、法人准会員5万円

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。(申込み人数が定員に達し次第受付終了とさせていただきます。)
第8回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人会員用) word pdf
第8回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年10月16日(火)
【11/16(金)開催】 第5回特別シンポジウム「静電気放電(ESD)ノイズの基礎とその評価」
 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 第5回特別シンポジウムは、電子機器設計での重要課題でありながら、現象の把握やモデル化・評価法等が十分に理解されていない「静電気放電(ESD)ノイズの基礎とその評価」をテーマに挙げ、この分野の研究で第一人者である、お二人の先生にご講演して頂きます。
 質疑時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2012年11月16日(金) 13:10~17:30

場所

電気通信大学創立80周年記念会館3F「リサージュ」
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:10~13:15 開会挨拶
13:15~15:00 『ESDに伴う過渡現象の把握と放射電磁波特性』
八戸工業大学 教授 川又 憲 先生

(電磁ノイズ源としてのESD現象を考察する上で、その過渡特性を正確に捉えることが問題解決に向けた重要なステップとなる。しかし、ESDに伴う過渡現象は非常に高速度かつ広周波数帯域の現象であり、ESD現象の把握は容易ではない。本講演では、これまでの検討により明らかになりつつあるESD現象の過渡特性と電磁ノイズの放射特性について説明する。)
15:00~15:15 休憩
15:15~17:00 『ESD現象のソースモデルと電磁波放射パラメータ』
名古屋工業大学 名誉教授 /電気通信大学 客員教授  藤原 修 先生

(ESDに伴う電磁波放射特性は放電現象のどのようなパラメータにより決定されるのか? また、電磁波放射のメカニズムはどのように説明するべきか? ESDノイズのソースモデルを構築して解析的に検討を行った結果について解説を行う。さらにESDノイズの特異性を鑑み、ESDイミュニティ試験などのEMC技術に関する実務的な問題点等についても触れる予定である。)
17:00~17:30 全体討議(全体通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員は無料、 法人准会員はお一人3万円

お申込み

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
<法人准会員>
 電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、ご郵送下さい。
第5回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年10月4日(木)
【11/9(金)開催】第7回設計ガイドラインセミナー第4部「フレキシブル線路やハーネスの動作を理解するために」(新規)
 伝送線路理論の上級編として、『フレキシブル線路やハーネスの動作を理解するために』と題して、多線条線路の問題を取り上げます。
 昨今の電子機器における高速高周波化や小型軽量化に伴って回路基板では、非常に多くの配線が近接して配置されている状況を作り出しており、さらに回路基板間を接続するためには多線条の導体線路が平行に配置された多線条線路(多くがフレキシブル伝送線路)が使用されています。
 また、最近の自動車においては電子部品や電子機器用の伝送線路の他、各種センサ、車両用制御信号、駆動電流用などの配線が使用されており、ひとまとめにしたハーネスと呼ばれる線路系を構成しています。これも多線条線路の一種です。多線条線路の最も基本的な線路モデルが、グラウンド面上の2本の導体線路からなる系です。これに出現する現象が多線条線路の系においても類似の現象として観測されます。さらに、グラウンド面を持たない多線条線路のグラウンド線はグラウンドなのか、などの疑問が発生します。これらの問題を考える基礎について取り上げ、その結果浮上してくる設計ガイドラインを取り扱います。

1. 電信方程式の前提条件は
2. 平衡形線路と不平衡形線路系の接続は
3. 多線条線路の電信方程式は
4. モード分解法とは万能な手法か
5. ディファレンシャルモード、コモンモードとは仮想成分
6. 直交モードが求められないと
7. グラウンド面有り無しの多線条線路接続は

日時

2012年11月9日(金) 10:00~17:00 (10:00~12:00, 13:30~15:00, 15:30~17:00)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)

参加費

法人会員:3万円、法人准会員5万円

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。(申込み人数が定員に達し次第受付終了とさせていただきます。)
第7回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人会員用) word pdf
第7回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年8月20日(月)
【9/3(月)開催】 第4回特別シンポジウム「導電・シールド及び電波吸収体等の電磁材料の理論と性能評価」
 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。

第4回特別シンポジウムは、電子機器やデバイスの小型化、複合機能・高速化等の要求が多々ある中で、EMC対応の基本的技術の一つである導電・シールド材料や電波吸収体の基礎理論と性能評価に関し、この技術分野の第一人者である、お二人の先生にご講演して頂きます。
質疑時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2012年9月3日(火) 13:10~17:30

場所

電気通信大学創立80周年記念会館3F「リサージュ」
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:10~13:15 開会挨拶
13:15~15:00 『電磁シールドの理論と測定法について』
東京工業大学 准教授 西方 敦博 先生

(電磁シールドの性能に影響を与える要因には、材料の性質だけでなく、周波数、波源の種類、距離や大きさ、開口部や接合部の状態など様々あり、複雑に見えてしまう。これがシールド材料の開発、選定、適用を難しくしている。これは、電磁シールドの働きに複数の物理的メカニズムが関わっていることが原因であると言える。同じ理由で、電磁シールド材の測定結果の解釈にも注意が必要である。講演では、簡単な数値計算のデモを交えて電磁 シールドの理論、測定法、注意すべきポイントなどについて述べる)

15:00~15:15 休憩
15:15~17:00 『電波吸収体の基礎と現状』
青山学院大学 教授 橋本 修 先生

(電波吸収体技術においては,その利用目的に応じた材料・構成の選定が重要となり,さまざまな研究が行われている。本講演では,電波吸収体の利用分野や要求性能について述べ,電波吸収体の設計法や実現例について解説する。特に、各種電波吸収体の設計法については,一層構成,二層構成,λ/4における基本事項および無反射曲線の利用等について解説する。さらに,これらの設計法に基づいた吸収特性の具体例を示すとともに,電波吸収体の実現例について述べる)
17:00~17:30 全体討議

参加費

法人会員は無料、 法人准会員はお一人3万円

お申込み

会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
<法人准会員>
 電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第4回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年8月7日(火)
【8/31(金)開催】第6回設計ガイドラインセミナー「デジタル回路をアナログ高周波回路として取り扱うために」
 2011年第2回セミナーの内容を増補・改訂して実施します。伝送線路理論の基礎理論を取得することを目的とします。
 高周波での分布定数回路の回路的な立場から導出された基本式は電信方程式です。Maxwellの方程式とどのような関係にあるのかを知ることによって、回路理論ではほとんど顧みられない暗黙の条件を理解することができ、配線設計を含むEMC問題をどのように考えるべきかを明らかにすることが出来ます。電磁波工学と伝送線路論との関係を考えながら、理論的なバックグラウンドを確立し、配線設計の基本的なガイドラインを導出します。

(1) 信号配線の電圧、電流は直流回路とは違う!?
(2) 伝送線路を分割して取り扱うと何時も正しい答えが得られるのか?
(3) 高周波電流による電界と磁界とは分離出来るのか?
(4) 電界と磁界がエネルギを運ぶ!?
(5) 整合しないとどんな現象が発生するのか?
(6) 平衡モードと不平衡モードとは?

日時

2012年8月31日(金) 10:00~17:00 (10:00~12:00, 13:30~15:00, 15:30~17:00)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)

参加費

法人会員:3万円、法人准会員5万円

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第6回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人会員用) word pdf
第6回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年7月17日(火)
【8/22(水)~開催】 第一線技術者養成講座 : アンテナ・EMC設計コース
 電気回路や伝送線路をいくら学んでもアンテナは設計できません。 線路間の空間結合は取扱えても、その空間はかなり狭いためです。しかし、近年の電子技術の発展は目覚しく、他の電子機器への影響で誤動作を引き起こすという、従来の電気回路だけでは取り扱えない困難で重要なEMCの問題が増えています。線路とアンテナの混在する世界で、どのようにアンテナを設計するかは、これまでの理論ではますます難しくなって来ています。  本講では電気と磁気のおおもとに立ち返り、筋道を立てて基本概念から線路とアンテナの違いと共通点を分かりやすく説明します。

講義内容は、

1.アンテナ入門
2.数学の基礎
3.電磁波の基礎
4.放射電磁波
5.不連続部放射理論
6.線状アンテナの分布定数論
7.特解演習
8.測定の実際
9.付録(Octave入門) です。

 演習では、章末問題、特解演習および特性図化プログラムの作成を行います。特解演習は、アンテナの基本であるダイポールの全特性導出と本質理解に特化した系統的演習です。更に、計算ソフトOctaveにより各種アンテナの指向性3次元表示等のプログラムを作成して、アンテナの物理的理解を深めます。測定についても、Sパラメータなど実際に必要な測定方法とその基本原理を説明します。
 本講の特異的な構成は、次のような素朴で重要な疑問が解けるようにするためです。

①微小ダイポールの長さは零か?
②アンテナのどこから放射するか?
③Vダイポールとテーパ線路はどう違うか?
④線路が曲がると放射するか?
⑤線路はアンテナになるか?
⑥線路を整合すれば放射しないか?
⑦基板上の回路とアンテナを分離できるか?
⑧アンテナファクタはアンテナの基本特性か?
⑨伝送波と放射波は分離できるか?
⑩線路とアンテナの統一理論はあるか?

日時

8月22日(水)、8月23日(木)、8月24日(金)
9月6日(木)、9月7日(金)
9月20日(木)、9月21日(金)
9月27日(木)、9月28日(金)

 10:00~12:00 13:00~14:00 講義
 14:00~17:00 演習

※8月22日(水)のみ14:00~17:00で、講義を実施。
※会員の方々から、昨年度のような1週間続けての講座の参加は難しいというご意見があり、2週間分(10日間)の講座を分割して開催いたします。

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415号室
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「14」の建物)

参加費

法人会員:15万円、法人准会員20万円

定員

30名

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、 郵送下さい。
(申込み人数が定員に達し次第受付終了とさせていただきます。)
第一線技術者養成講座 アンテナ・EMC設計コース 
参加申込書(法人会員用)
word pdf
第一線技術者養成講座 アンテナ・EMC設計コース 
参加申込書(法人准会員用)
word pdf

ご用意頂きたいもの

講座への参加をご希望の方は、午後の講座にMATLABと互換性を持ったフリーな数値解析ソフトウェアである「Octave」( http://www.gnu.org/software/octave/ )を使った演習を行います。
ご参加いただける方は、大変お手数をおかけして恐縮ですが、ノートPCを一台ご用意ください。
ご用意いただくPCとしては、例えば下記の程度のノートPCでしたら、ソフトウェアは動作いたします。

(1)Windows XP Service Pack 3 (32ビット)
クロック周波数:1.66GHz
メインメモリ:1GB
(2)Windows7 (32ビット)
クロック周波数:2.5GHz
メインメモリ:4GB
Octaveのインストールに必要とするHDDサイズは335.9MB

講座の期間中にPCをご用意いただくことが難しい場合には、恐れ入りますが下記お問合せ先までご連絡ください。

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年7月10日(火)
【7/31(火)開催】第5回設計ガイドラインセミナー 「伝送線路の不連続はどんな働きをするか」
 本年度第2回のガイドラインセミナーは7月31日(火)に開催します。通算第5回目での開催です。今年度からは、昨年度のセミナータイトルと新規タイトルを交互に実施する予定です。今回のセミナーは新規タイトルの番になります。

【第4部】 “伝送線路の不連続はどんな働きをするか” です。

 伝送線路の理論は、主として分布定数回路、伝送回路、マイクロ波回路などの回路理論の上級科目で取り扱われているのが主流です。回路論での取り扱いは電圧と電流を物理量とする理論ですので、通常は電磁界との関係を議論することは殆どありません。しかし、EMCの分野では電磁気学に立ち戻ることが重要です。ここでは、伝送線路理論の基礎方程式である電信方程式を電磁波論的に考えることから始めます。伝送線路が作る電磁界、回路素子(インダクタンスやキャパシタンス)の電磁気学での定義などを示し、伝送線路に物理的な不連続(ここではパターン線の変化と主題とする)が存在することでどのような物理現象が発生し、回路論的にはどのように取り扱えるのかを示します。

日時

2012年7月31日(火) 10:00~17:00 (10:00~12:00, 13:30~15:00, 15:30~17:00)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)

参加費

法人会員:3万円、法人准会員5万円

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第5回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人会員用) word pdf
第5回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年6月11日(月)
【6/29(金)開催】ギガビット研究会 第2回シンポジウム

今年度最初のシンポジウムを以下の要領で開催いたします。奮ってご参加ください。

基調講演は、最近注目され、関心も高い電気自動車に関して日産自動車株式会社の井之口様にお願いしています。
今年度新設するシンポジウム分科会は、実機を対象にした研究を大学研究者にお願いし、それを討論する場を立ち上げます。この分科会への参加者は別途募集いたします。

日時

2012年6月29日(金) 13:30~17:30

会場

国立大学法人電気通信大学 創立80周年記念会館「リサージュ」3F
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:30-13:45 開会挨拶
13:45-14:45 基調講演「電気自動車を支える電気電子技術」
日産自動車株式会社 EV技術開発本部 EVシステム開発部
井ノ口 岩根氏
14:45-15:00 休憩
15:00-15:20 ギガビット研究会2011年度事業報告と2012年度事業計画
研究会代表 上 芳夫
15:20-15:50 シンポジウム分科会I
「近傍電磁界測定による配線法や相互接続での諸問題の評価と展開」
秋田大学 萱野 良樹
15:50-16:20 シンポジウム分科会II
「回路基板の多線条配線における諸問題の評価と展開」
岡山大学 豊田 啓孝
16:20-16:50 シンポジウム分科会III
「ESDおよびインパルス性雑音によるイミュニティ評価と展開」
八戸工業大学 川又 憲
16:50-17:20 シンポジウム分科会IV
「周波数領域での感受性/イミュニティ性能の評価と展開」
電気通信大学 肖 鳳超

【シンポジウム分科会の概要】
実機を用いての研究のご要望に応えるために、電気通信大学横井教授が開発されている「筋電義手(注)」を取り上げます。今回は4グループの先生方にそれぞれ得意のテーマで研究を実施していただくことにしました。
この筋電義手には組み込み型のCPU搭載の小型制御ボードが使用されています。ボードは協栄産業株式会社で開発された6層基板の製品であり、協栄産業株式会社のご協力を得ています。筋電義手はボードを中心にセンサーやアクチュエータで構成されており、分科会IおよびIIは基板配線に起因するEMC問題のうち、SI(信号品質)やEMI(放射妨害波)問題となる配線不連続やコネクタ、異層間配線の問題等に関する研究課題を掘り起し、メカニズムを明らかにすることによって設計ガイドラインに繋げるような展開をしようとする計画です。後者のIIIとIVは、製品となるには避けては通れない電磁耐性に関する研究であり、前者は時間領域の、後者は周波数領域の立場から研究するものです。評価結果から電磁界との結合メカニズムを明らかにすることで設計ガイドラインに繋けることを期待しています。
(注:筋電義手については、http://www.youtube.com/watch?v=va3FbNjFDH8 (youtube) を参照)

懇親会

17:30~19:00 電気通信大学 大学会館3F レストラン・ハルモニア
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「29」の建物)
(会費2,000円)

参加費

法人会員は無料、 法人准会員はお一人3万円
法人会員、法人准会員とも2人まで参加できますが、3人以上の参加を希望される場合はご連絡ください。会場に余裕がある場合には可能です。

お申込み

会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
・会社名
・所属
・氏名
・メールアドレス等ご連絡先
・懇親会への参加の有無
以上5点をご連絡ください。

<法人准会員>
電話またはメールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp まで
・会社名
・所属
・氏名
・メールアドレス等ご連絡先
・懇親会への参加の有無
以上5点をご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第2回シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

※ お申し込みの際に、懇親会への参加の有無を必ずお知らせください。

お問い合わせ先

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
国立大学法人電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL : 042-443-5848
e-mail : gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年5月14日(月)
【6/6(水)開催】 産学官連携DAY in 電通大(ギガビット研究会 説明会&無料相談会実施)

 電気通信大学では、教員の最先端研究成果から学生の考えたアイディアまで、産学官連携の取組みを一堂に集め公開する「産学官連携DAY in 電通大」を下記のとおり開催します。
  今回ギガビット研究会では、上研究会代表より、ギガビット研究会の概要、これまでの研究会活動内容と今年度の新たな企画をご説明し、企業の皆様方のご相談に応じます。
 是非お気軽にお越しください。皆様のお越しをお待ちしております。

産学官連携DAY in 電通大

開催日:平成 24年 6月 6日(水) 13:00~17:45(12:30受付開始)
会 場 :電気通信大学 (京王線調布駅から徒歩5分)
参加費:無料
*参加お申込み、プログラム内容・詳細については下記産学官連携センターサイトをご覧ください。
産学官連携センター 第8回産学官連携DAY in 電通大

ギガビット研究会説明会スケジュール・内容・会場

スケジュール:2012年6月6日(水) 13:30~15:00
内容:ギガビット研究会 説明会&無料相談会実施(PDF)
会場:電気通信大学 創立80周年記念会館2階
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

2012年5月14日(月)
【6/7(木)~開催】 第一線技術者養成講座 :高速回路・EMC設計コース
 現在の大学や高専等の授業においては、「電気回路」と「電磁気学」とは別々の授業科目として実施されています。それらの上級科目の「伝送回路」や「マイクロ波回路」などの回路系と、「アンテナ工学」や「電磁波工学」などの電磁気系との科目間では融合が図られているケースはほとんどありません。EMCの問題ではまさにこれを取り扱わなければなりません。すなわち電気回路と電磁気学との境界での問題がほとんどです。大部分のEMC現象は理論的なバックグランドを基に説明することが可能です。このために、以下の内容を準備しています。

①教科書と現実の回路では
回路素子の働き、抵抗はR、インダクタはL、キャパシタはCのままでいいのか?
②jωのからくり
微積分方程式から代数方程式へ。時間領域と周波数領域とは?
③複雑な回路を取り扱うには
ループ方程式、節点方程式を拡張するには?
④回路理論は電磁気学の特殊解
電界や磁界はベクトル量、電圧や電流はスカラ量。発展形の方程式では?
⑤電信方程式では
微小線路区間に分割する方法は正しいのか?線路はLにもCにもなる!?特性インピーダンスはインピーダンスではない!?電圧反射波と電流反射波とは?電信方程式の暗黙の成立条件とは?電磁波論から電信方程式を考えると!?
⑥帰路電流の怪
線路電圧・電流は波動!?PCBのGND面にスリットがあると、高周波信号は流れない!?
⑦ON/OFF信号は高周波成分のかたまり
ON/OFF信号電圧は直流電圧を断続することではない!フーリエ変換から分かることは?
⑧多導体線路での電信方程式は
インダクタンス行列、キャパシタンス行列が意味するものは?ディファレンシャル・コモンのモードとは?
⑨クロストークは何故発生するか
平行2本線路系だけの問題か?PCBでのマイクロストリップ線路では特徴ある問題点が?
⑩伝送線路で電波を受信するのか

日時

6月7日(木)~6月8日(金)
6月14日(木)~6月15日(金)
6月21日(木)~6月22日(金)
7月5日(木)~7月6日(金)
7月12日(木)~7月13日(金)

 10:00~12:00 13:00~14:00 講義
 14:00~17:00 演習

※ 会員の方々から、昨年度のような1週間続けての講座の参加は難しいというご意見があり、2週間分(10日間)の講座を週2回×5週に分割して開催いたします。

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415号室
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「14」の建物)

参加費

法人会員:15万円、法人准会員20万円

定員

30名

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、 郵送下さい。
(申込み人数が定員に達し次第受付終了とさせていただきます。)
第一線技術者養成講座 参加申込書(法人会員用) word pdf
第一線技術者養成講座 参加申込書(法人准会員用) word pdf

ご用意頂きたいもの

講座への参加をご希望の方は、午後の講座にMATLABと互換性を持ったフリーな数値解析ソフトウェアである「Octave」( http://www.gnu.org/software/octave/ )を使った演習を行います。
ご参加いただける方は、大変お手数をおかけして恐縮ですが、ノートPCを一台ご用意ください。
ご用意いただくPCとしては、例えば下記の程度のノートPCでしたら、ソフトウェアは動作いたします。

(1)Windows XP Service Pack 3 (32ビット)
クロック周波数:1.66GHz
メインメモリ:1GB
(2)Windows7 (32ビット)
クロック周波数:2.5GHz
メインメモリ:4GB
Octaveのインストールに必要とするHDDサイズは335.9MB

講座の期間中にPCをご用意いただくことが難しい場合には、恐れ入りますが下記お問合せ先までご連絡ください。

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年5月14日(月)
【5/24(木)開催】ギガビット研究会 第3回特別シンポジウム「電磁界シミュレーション技術とその活用」
 ギガビット研究会では、アンテナ、高速回路、EMCの設計・評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題の理解をテーマに、新しい知見や情報を得ることと同時に、新たな研究テーマ探索のために特別シンポジウムを開催しております。

 第3回特別シンポジウムは、電子機器やデバイスの設計・解析で多くの方々が強い関心を持たれている『電磁界シミュレーション技術とその活用』をテーマに、この分野でご活躍されている 東工大・平野拓一先生に、基本的な事項を含めて解りやすく詳説して頂きます。 質疑時間もたっぷりと考慮しておりますので、皆様奮ってご参加下さい。

日時

2012年5月24日(木) 13:10~17:30

場所

電気通信大学創立80周年記念会館3F「リサージュ」
http://www.uec.ac.jp/about/profile/access/  (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:10~13:15 開会挨拶
13:15~17:00 『 問題に合った電磁界シミュレータの選び方と正しい使い方
~ 原理がわかれば見えてくる ~ 』
東京工業大学 理工学研究科 助教 工学博士 平野拓一 先生
17:00~17:30 全体質疑・討議

【講演概要】
 近年、高速動作する電子回路間を結ぶ配線設計には、高周波伝送技術が必要です。直流や低周波では2本線で構成される線路は、放射することなく信号を伝送することが出来ますが、高周波では放射、損失、他の線路への結合などの問題を考えなければなりません。これは直流、低周波の分布定数線路の理論は、より一般のマクスウェルの方程式の近似となっているからです。現在では、マクスウェルの方程式を数値的に解く実用的な電磁界シミュレータがいくつも市販され、難しい数式を解くことなく特性を計算・予測することができるようになり、短期勝負の開発が要求される現在では、市販の電磁界シミュレータを使わざるを得ない状況にもなっています。しかし、マクスウェルの方程式の数値解法にも、モーメント法 (MoM)、FDTD法、有限要素法 (FEM) 等いくつかの手法があり、どのシミュレータを使えばよいか迷うことがあります。また、使用するシミュレータが決まっても、結果をどのように検証すればよいか迷うことが多々あります。

本講演では
(1) なぜ高周波伝送線路では放射問題が起こるのか?
(2) 問題に合った電磁界シミュレータの選び方(各種解析手法の原理)
(3) 電磁界シミュレータの結果の検証方法
(4) 電磁界シミュレータ活用例
について説明を行います。

(途中、各々15分程度の休憩時間と質疑時間を設けます)

参加費

法人会員は無料、 法人准会員はお一人3万円

お申込み

会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
<法人准会員>
 電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第3回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp

2012年4月4日(水)
【4/27(金)開催】第4回設計ガイドラインセミナー 「ギガビット伝送を高周波的に見ると」
 2011年度第1回セミナー「ギガビット伝送を高周波的に見ると」を増補・改訂して実施します。高速デジタル波形は高周波成分の固まりです。電気回路における回路素子の振る舞いは電磁気学の定義に立ち戻って考える必要があります。その結果、素子の働きがどのようになっているのかが見えてきます。以下の項目に関して理論的なバックグラウンドから述べ、回路素子に関連するガイドラインを明らかにしていきます。

 1. クロック波形はどんな周波数成分で構成されているのか?
 2. 直流と高周波回路とでは、何が違う? 
 3. 実配線の回路は集中定数だけで表現出来ない!? 
 4. リード線の働きは? 
 5. 表皮効果ではどんな効果があるのか? 
 6. 不連続容量、浮遊容量とは?

日時

2012年4月27日(金) 10:00~17:00 (10:00~12:00, 13:30~15:00, 15:30~17:00)

場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
http://www.sangaku.uec.ac.jp/inquiry/index.html#page02  (学内地図の青い建物)

参加費

法人会員:3万円、暫定会員5万円

お申し込み

電話またはメールにてご連絡の上、下記の申込書をダウンロードし必要事項をご記入いただき、郵送下さい。
第4回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(法人会員用) word pdf
第4回設計ガイドラインセミナー 参加申込書(暫定会員用) word pdf

お問合せ

〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会
TEL:042-443-5848
gigabitsangaku.uec.ac.jp



〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学 産学官連携センター
Copyright © UEC. All Rights Reserved.