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イベント

<2019年度>

 
【2/21(金)開催】第29回特別シンポジウム「最近のドローン活用の動向とEMC対応」のご案内
>>チラシ(PDF)

 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 今回は、「最近のドローン活用の動向とEMC対応」をテーマに、戸澤 洋二 氏 および 幸 嘉平太 氏の お二人の専門家に、幅広く実用化が進みつつあるドローン技術の最新状況と 電波・無線利用での課題、加えてドローンのEMC試験・評価に関する ご講演を頂き、情報を皆様と共有したいと存じます。 質疑応答の時間も たっぷりと考慮しておりますので、是非奮ってご参加下さい。

日時

2020年2月21日(金) 13:25 ~ 17:30

場所

電気通信大学 創立80周年記念会館3F「リサージュ」 (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:25~13:30 開会挨拶
13:30~15:15
(質疑15分含む)
『活躍する産業用ドローンと展開するホビードローン』
一般社団法人 日本ドローン無線協会  会長  戸澤 洋二 氏

(ドローンという名称を誰もが知るようになってまだわずか数年でしかないが、ドローンの技術は急速に進歩して、各種産業用のドローンが活躍を始めており、注目されている。ドローンは空飛ぶ産業革命ともいわれるロボットの一種であるが、人がやると危険・困難・費用が高い、といった局面で将来増々需要が拡大すると思われる。一方近年においてのドローンはホビー用から展開していることもあり、多くの部品は安価な中国製が多い。これらホビードローンも最近ではドローンレースが人気であり、航空法に抵触しない超小型ドローンも出現してきて、青少年層での展開も見逃せない。
本講演では、こういった近年活躍して更に展開し続ける産業用やホビー用のドローンの最新情報およびドローンの安全運用を視野に入れて、法規面や無線・電波の課題についても紹介する。)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:15
(質疑15分含む
『産業用ドローンの現状と今後 〜技術面での課題、EMCや諸元の評価手法について〜』
大分県産業科学技術センター 主幹研究員  幸 嘉平太 氏

 (空の産業革命として多くの分野での活用が期待されたドローンであるが、技術面・運用面・制度面でさまざまなハードルがあり、実用化・商業化されている用途は限定的。品質保証としてのスタンダードもなく、開発・設計・製造にあたり、評価手法への注目度が高まっている。本講演では、産業用ドローンの状況、10年目となる当センターでのドローン開発支援、特にイミュニティ試験や機体解析の事例、今後の動向について、トピック的にご紹介する。)
17:15~17:30 全体討議(全体を通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員はお一人28,600円(税込31,460円)

お申込み

メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp 宛にご連絡ください。
会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡ください。
<特別会員>
 1.氏名
 以上1点をご連絡ください。
<法人准会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第29回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

受講のお誘い【1/30-31開催】第16回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部(電気回路編)
 設計ガイドランセミナー入門編 第1部「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」は、機械系や化学系など非電気系で、回路設計・EMC技術に従事している初心者レベルの方々を対象とする入門編の講座です。
・オームの法則は分かるけど、とはそもそも何を意味するのか分からないという方
・コイルやコンデンサは電磁気学とは無縁と思っている方
・電圧・電流と電界・磁界は全くの別物と思っている方
が抱えている疑問に応えられるようにと準備された講座です。電気系、非電気系の出身者にこだわらず回路設計やEMC技術に従事している方に、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けていただくことも目的としています。
例えば、次の問題は電磁気学的にはどのような根拠にあって答えが出てくるかわかりますか?

>> 続きはこちら(PDF)
2019年12月27日(金)
【1/30(木)、31(金)開催】第16回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部
初心者・新入社員教育用に
「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」のご案内
 第16回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部『電気回路編』を開催いたします。
非電気系の技術者、EMC技術初心者、回路設計・EMC技術に従事している方で電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方・学び直したい方にお薦めのセミナーです。

>>ご案内チラシ(PDF)
>>参考資料:設計ガイドラインセミナー入門編(PDF)

『電気回路編』の内容は以下の通りです。

1. 直流での電圧・電流と電界・磁界
静電界は電荷が作る、電圧は静電界で定義、電流は電荷が動くこと、電流が磁界をつくる、電気回路の基本法則など
2. 回路素子と電磁界
キャパシタを電磁気学的にみる、グラウンド面と導体、インダクタを電磁気学的にみるなど
3. 交流での電磁界と回路素子
任意波形は正弦波の集まり、交流での抵抗、キャパシタ、インダクタの交流での動作など
4. 交流での回路解析の手法
フェーザ法、網目解析法、節点解析法、共振現象など

この講座の目標
電子機器の基本素子の動作がどのような電磁気現象の基礎にあるのかを理解すること、その応用として電子機器での現象・動作など式を用いずに定性的に説明できるようにすること、さらにEMC問題へ展開できるようにするための基礎的な考え方を確立することを目標にしています。
テキストの内容と進め方
まず平易なモデルやデモ実験により何が問題点かを提示します。次にこの現象や結果を説明する上で必要な電磁気的用語と電気回路的用語とを関連付けて説明します。これらの現象や用語の理解を深めるために、『実験を各受講者で行って』動作原理や性質を理解できるようにと工夫しています。波形発生器とオシロスコープをセットとする測定システムを用意し、測定機器の使用法も手ほどきいたします。
セミナー受講者の声
・電気回路についての知識がなかったので大変勉強になった。回路学と電磁気学を分けて説明されており、素人でも分かりやすかった。
・交流でのCとLの動作がよく分かった。波形を参照しながらの説明が分かりやすかった。
・電圧・電流、電界・磁界の違いで、曖昧だった理論を学び直せてよかった。
注: ここでの実験はオシロスコープを使って電磁界現象を観察します。また、実験においては準備している波形発生器の性能のために30 MHz以下の周波数帯域を対象にし、実験試料もそれに対応して工夫しています。

開催日時

1日目 2020年1月30日(木) 10:00~17:00
2日目 2020年1月31日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45
  <昼食>
講義13:15~15:00
  <休憩>
講義15:15~17:00  *両日とも同じタイムスケジュールです

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
https://www.uec.ac.jp/facilities/research/industrial_alliance/access.html
(学内地図のオレンジ色の建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

対象者

非電気系の技術者、EMC技術初心者、
回路設計・EMC技術に従事している方で、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方

募集人数

12名  ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員  28,600円(税込31,460円)
法人准会員 47,600円(税込52,360円)

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp 宛に
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第16回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第16回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)、
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*個人のPCの持ち込み可。オシロスコープ画面のUSBへの取り出し可。
但し、録音・撮影はご遠慮願います。

2019年11月21日(木)
【12/17(火)開催】第17回シンポジウムのご案内
>>チラシ(PDF)

日時

2019年12月17日(火) 13:25~17:00 (17:30から懇親会を予定しています。)

場所

電気通信大学 創立80周年記念会館「リサージュ」3F (学内マップ「4」の建物)
アクセス : 京王線調布駅 中央口より徒歩5分

プログラム


13:25~13:30 開会挨拶
研究会代表 上 芳夫
13:30~14:35
(質疑5分含む)
基調講演:『 エナジーハーベスティングの技術動向 』
株式会社 NTTデータ経営研究所     
社会・環境戦略コンサルティングユニット
シニアマネージャー  竹内 敬治 氏
 光、振動、温度差、電波など、環境中に存在するエネルギーを収穫 (ハーベスト) して電気エネルギーに変換する エナジーハーベスティングは、IoT やトリリオンセンサ、 Society 5.0 を実現するための自立電源技術として注目されています。本講演では、各種エナジーハーベスティング技術及び関連技術の開発・実用化動向を紹介します。  
14:40~15:45
(質疑5分含む)
『 生活支援ロボット実用化プロジェクトでの取り組みと、ロボット安全試験センターでの試験概要及びEMC試験についての解説 』
一般財団法人 日本自動車研究所   
ロボット開発支援室  藤本 秀昌 氏
日本自動車研究所の概要。ロボット安全試験センターの概要紹介及び、Personal care robot の安全規格 ISO13482 の解説と安全試験センターで検討して来た実用化プロジェクトでの安全性検証方法の紹介を行う。
また、Personal care robot のEMC試験について解説を行い、EMC試験で開発した手法などの紹介及び市場投入時の問題点などを紹介する。
15:45~15:55 休憩
15:55~16:55
(質疑5分含む)
『 ギガビット研究会の活動状況と今後の取り組み 』
 1. 設計ガイドラインセミナー入門編/中級編
 2. PSD分科会
 3. 今後の取組み
研究会代表 上 芳夫
16:55~17:00 閉会挨拶
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
17:30~ 懇親会 (調布駅 駅前店舗にて。会費3,500円)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員はお一人28,600円(税込31,460円)

お申込み

メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡ください。
<特別会員>
 1.氏名 2..懇親会ご出欠の可否
 以上2点をご連絡ください。
<法人准会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第17回シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

【11/7(木)、8(金)開催】第15回 設計ガイドラインセミナー 中級編
「ベクトルネットワークアナライザー(VNA)を使いこなすために!」のご案内

*定員に達したため受付終了いたしました。(2019.10.28)

 第15回設計ガイドラインセミナー 中級編 を開催いたします。
最近では非常に多くの技術者が、ベクトルネットワークアナライザ(VNA)を使って、回路素子や伝送線路から構成される回路網の振る舞いを表現・評価することを行っています。VNAは通常の電圧や電流を測定するのではなく、ある条件下での回路網の特性・性質を直接測定する機器です。このため、電気系専攻の学部授業でもこれを取り上げることは稀です。この中級編は、VNAの測定値の意味、基本的な回路網での他の表現法との関係から始めて、EMCの分野では必ず出てくる伝送線路を中心に、その振る舞い、評価の考え方を学習します。

>>ご案内チラシ(PDF)

開催日時

1日目 2019年11月7日(木) 10:00~17:00
2日目 2019年11月8日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45
  <昼食>
講義13:15~15:00
  <休憩>
講義15:15~17:00

講義は、理論と実験を通しての説明をします。
両日とも同じタイムスケジュールです。

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
https://www.uec.ac.jp/facilities/research/industrial_alliance/access.html(地図オレンジの建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

対象者

電気回路でのオームの法則、キルヒホッフの電圧則・電流則、インピーダンス・アドミッタンスなどや、電磁気学の電界・磁界、アンペアの法則、ファラデーの法則などの基本的な知識をもっていること。VNAの使用経験は問いません。
(設計ガイドラインセミナー⼊⾨編 第2部(伝送線路編) 既受講者を含む。)

募集人数

5名  ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員  28,600円(税込31,460円)
法人准会員 47,600円(税込52,360円)

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp 宛に
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第15回 設計ガイドラインセミナー中級編 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第15回 設計ガイドラインセミナー中級編 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)、
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*但し、録音・撮影はご遠慮願います。

■この講座の目標は
受講者一人ひとりに準備された簡易型のVNAを用いて、各自で測定を行い、 測定した結果から知りたい特性などを求め、特に、EMC現象を理解できるようにすることを目指しています。
なお、使用するVNAは帯域500MHzの2ポート測定器(DZV1)ですが、4ポートでの測定も出来るように自作プログラムを準備しています。

■内容は以下の通りです。

1. ベクトルネットワークアナライザを使う
VNAの構成、初期設定、VNAでの測定値表示、VNAの測定結果から何が分かるのか、など。
実験:各自使用するVNAの校正を行い、同軸ケーブルを実測して位相の重要性を認識し、VNAの測定データはどのようなものかを理解する。
2. 回路網解析
網目解析と節点解析、Z行列とY行列、F行列、S行列、行列間の変換、など。
実験:回路素子をT型やΠ(パイ)型に組んだ回路での測定結果から素子の周波数特性を調べ、配線の働きや使用限界を評価する。キャパシタでは浮遊素子(ESRやESL)も評価する。
3. 伝送線路
伝送線路とは、平衡線路と不平衡線路、など。
実験:伝送線路となる条件は何か、伝送線路のつくる電磁界を測定し、伝送線路を理解する。
4. Heavisideの電信方程式の解表現
進行波理論、縦続行列表示、損失のある線路、など。
実験:特性インピーダンス、減衰定数、位相定数(実効誘電率)を測定結果から抽出する。
5. クロストークの原理
伝送線路における電界結合と磁界結合
実験:終端条件で異なるクロストーク特性、一部並走する線路間のクロストーク原因を磁界測定から探る実験を行う。
6. 多線条線路
近端クロストークと遠端クロストーク、モード変換、ミックスドモードS行列、など。
実験:近端/遠端クロストークの測定、シングルエンド励振したS行列からミックスドモードS行列を求める実験を行ない、各種線路での特性比較から性質の違いを理解する。


上芳夫特任教授(ギガビット研究会代表)が第69回「電波の日」総務大臣表彰を受賞

上芳夫特任教授(ギガビット研究会代表)が、令和元年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において、第69回「電波の日」総務大臣表彰を受賞しました。

上特任教授(中央)を囲む福田学長(右)と中野理事(左)
この表彰は情報通信の発展に貢献した個人及び団体に行われるもので、上特任教授は、情報通信審議会情報通信技術分科会専門委員及び作業班主査等として、EMC(電磁両立性)に関する技術基準の検討及び国内規格の策定に取り組み、また、電波環境協議会会長として、産学官の連携に多大な貢献をしたとして、このたび受賞となりました。

令和元年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典における表彰


【秋開講予定】設計ガイドラインセミナー中級編のご案内
べクトルネットワークアナライザ(VNA)を使いこなすために!
 最近では非常に多くの技術者がベクトルネットワークアナライザ(VNA)を使って、回路網の振る舞いを表現・評価する手法としています。VNAは通常の電圧や電流を測定するのではなく、ある条件下での回路網の特性・性質を直接測定する機器です。このため、電気系専攻の学部授業でもこれを取り上げることは稀です。
 この中級編は、VNAの測定値の意味、基本的な回路網での他の表現法との関係から始めて、EMCの分野では必ず出てくる伝送線路を中心に、その振る舞い、評価の考え方を学習するセミナーです。
 このセミナーでは、受講者一人ひとりに準備された簡易型のVNAを用いて、各自で測定を行い、測定した結果から知りたい特性などを求め、特に、EMC現象を理解できるようにすることを目指しています。
なお、使用するVNAは帯域500MHzの2ポート測定器ですが、4ポートでの測定も出来るようにしています。

>> 続きはこちら(PDF)
【10/10-11開催】第14回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部(伝送線路編) へのお誘い
 設計ガイドラインセミナー入門編では、電気回路に出てくる電気現象であっても電磁気学をベースにした考え方で考察しています。EMC問題を解決するためには、特にこの考え方が重要であり、解決の糸口を得る手段でもあります。

大学や高専において、
(1)高周波回路や伝送回路、電磁波工学を受講しなかった、または開講されていなかったのでこの分野の考え方が不完全である。
(2)電気回路と電磁気学とは全く別の授業であったので関連性がはっきりしていない。
(3)現場設計は前例を参考にしているが、部品配置や配線設計などを何故そうするのか、何故した方がいいのか説明できない。
などと一抹の不安、疑問をお持ちではありませんか?  
>> 続きはこちら(PDF)
2019年8月8日(木)
【10/10(木)、11(金)開催】第14回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部
初心者・新入社員教育用に
「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(伝送線路編)」のご案内
 第14回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部『伝送線路編』を開催いたします。
第2部は電気(交流)回路を履修済みの電気系、または同等の知識を有する方々を対象にしたセミナーです。回路設計・EMC技術に従事している方で、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方・学び直したい方にお薦めのセミナーです。また秋に開講予定の中級編(べクトルネットワークアナライザ(VNA)を使いこなすために!)では、この伝送線路編の内容と同等程度の知識を有する技術者が対象となりますので、これを機会に是非受講いただけますようご案内いたします。

>>ご案内チラシ(PDF)

『伝送線路編』の内容は以下の通りです。

1. 集中定数回路(復習)
位相やフェーザ法を中心に第1部の復習(直流での電圧・電流と電界・磁界、回路素子と電磁界、交流での電磁界と回路素子、交流での回路解析の手法など)
2. 伝送線路の基礎
伝送線路はLC素子の集合、伝送線路の電磁界と線路電圧電流、平衡形線路と不平衡形線路、電力を運ぶ交流電磁界、線路キャパシタンスとインダクタンス、伝送線路を特徴づけるパラメータ、特性インピーダンス、入射波と反射波、時間領域での現象、電流は常に配線を一巡して流れるのか
3. クロストーク現象の基礎
低周波での磁界結合、低周波での電界結合、高周波でのクロストーク現象

この講座の目標は
電子機器の基本素子の動作がどのような電磁気現象の基礎にあるのかを理解すること、その応用として電子機器での現象・動作など式を用いずに定性的に説明できるようにすること、さらにEMC問題へ展開できるようにするための基礎的な考え方を確立することを目標にしています。
テキストの内容と進め方は
まず、平易なモデルやデモ実験により何が問題点かを提示します。次にこの現象や結果を説明する上で必要な電磁気的用語と電気回路的用語とを関連付けて説明します。これらの現象や用語の理解を深めるために、『実験を各受講者で行って』動作原理や性質を理解できるようにと工夫しています。波形発生器とオシロスコープをセットとする測定システムを用意し、測定機器の使用法も手ほどきいたします。
セミナー受講者の声
・電流は一巡していないことがよく分かった。
・クロストークの発生原因や条件が分かりよかった。実験が講義内容の理解の助けになった。
・平衡形・不平衡形線路など、何となく理解できないまま使⽤していた回路を、カテゴリー分類して説明していただき⾮常に分かりやすかった。
注: ここでの実験はオシロスコープを使って電磁界現象を観察します。また、実験においては準備している波形発生器の性能のために30 MHz以下の周波数帯域を対象にし、実験試料もそれに対応して工夫しています。

開催日時

1日目 2019年10月10日(木) 10:00~17:00
2日目 2019年10月11日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45(座学/理論説明)
  <昼食>
講義13:15~15:00(座学/理論説明)
  <休憩>
講義15:15~17:00(実験/実験を通しての座学補足説明)

*両日とも同じタイムスケジュールです

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
https://www.uec.ac.jp/facilities/research/industrial_alliance/access.html(地図オレンジの建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

対象者

電気(交流)回路を履修済みの電気系技術者、同等の知識を有する技術者
( 設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 既受講者を含む )

募集人数

12名  ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員  28,600円(税込31,460円)
法人准会員 47,600円(税込52,360円)

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp 宛に
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第14回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第14回設計ガイドラインセミナー入門編 第2部 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)、
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*個人のPCの持ち込み可。オシロスコープ画面のUSBへの取り出し可。
但し、録音・撮影はご遠慮願います。

受講のお誘い【7/25-26開催】第13回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部(電気回路編)
 設計ガイドランセミナー入門編 第1部「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」は、機械系や化学系など非電気系で、回路設計・EMC技術に従事している初心者レベルの方々を対象とする入門編の講座です。
・オームの法則は分かるけど、とはそもそも何を意味するのか分からないという方
・コイルやコンデンサは電磁気学とは無縁と思っている方
・電圧・電流と電界・磁界は全くの別物と思っている方
が抱えている疑問に応えられるようにと準備された講座です。電気系、非電気系の出身者にこだわらず回路設計やEMC技術に従事している方に、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けていただくことも目的としています。
例えば、次の問題は電磁気学的にはどのような根拠にあって答えが出てくるかわかりますか?

>> 続きはこちら(PDF)
2019年7月4日(木)
【7/25(木)、26(金)開催】第13回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部
初心者・新入社員教育用に
「やさしい電磁気学から始める電磁波・伝送回路の基礎(電気回路編)」のご案内
 第13回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部『電気回路編』を開催いたします。
非電気系の技術者、EMC技術初心者、回路設計・EMC技術に従事している方で電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方・学び直したい方にお薦めのセミナーです。

>>ご案内チラシ(PDF)

『電気回路編』の内容は以下の通りです。

1. 直流での電圧・電流と電界・磁界
静電界は電荷が作る、電圧は静電界で定義、電流は電荷が動くこと、電流が磁界をつくる、電気回路の基本法則など
2. 回路素子と電磁界
キャパシタを電磁気学的にみる、グラウンド面と導体、インダクタを電磁気学的にみるなど
3. 交流での電磁界と回路素子
任意波形は正弦波の集まり、交流での抵抗、キャパシタ、インダクタの交流での動作など
4. 交流での回路解析の手法
フェーザ法、網目解析法、節点解析法、共振現象など

この講座の目標
電子機器の基本素子の動作がどのような電磁気現象の基礎にあるのかを理解すること、その応用として電子機器での現象・動作など式を用いずに定性的に説明できるようにすること、さらにEMC問題へ展開できるようにするための基礎的な考え方を確立することを目標にしています。
テキストの内容と進め方
まず平易なモデルやデモ実験により何が問題点かを提示します。次にこの現象や結果を説明する上で必要な電磁気的用語と電気回路的用語とを関連付けて説明します。これらの現象や用語の理解を深めるために、『実験を各受講者で行って』動作原理や性質を理解できるようにと工夫しています。波形発生器とオシロスコープをセットとする測定システムを用意し、測定機器の使用法も手ほどきいたします。
セミナー受講者の声
・電気回路についての知識がなかったので大変勉強になった。回路学と電磁気学を分けて説明されており、素人でも分かりやすかった。
・交流でのCとLの動作がよく分かった。波形を参照しながらの説明が分かりやすかった。
・電圧・電流、電界・磁界の違いで、曖昧だった理論を学び直せてよかった。
注: ここでの実験はオシロスコープを使って電磁界現象を観察します。また、実験においては準備している波形発生器の性能のために30 MHz以下の周波数帯域を対象にし、実験試料もそれに対応して工夫しています。

開催日時

1日目 2019年7月25日(木) 10:00~17:00
2日目 2019年7月26日(金) 10:00~17:00

スケジュール

講義10:00~11:45
  <昼食>
講義13:15~15:00
  <休憩>
講義15:15~17:00  *両日とも同じタイムスケジュールです

開催場所

電気通信大学 東7号館(産学官連携センター棟) 4F 415(研修室)
https://www.uec.ac.jp/facilities/research/industrial_alliance/access.html
(学内地図のオレンジ色の建物)
大学構内に入るときに受付は不要です。直接、4F 415研修室 にお越し下さい。

対象者

非電気系の技術者、EMC技術初心者、
回路設計・EMC技術に従事している方で、電磁気学の基本に立ち返った正しい考え方を身に付けたい方

募集人数

12名  ※定員になり次第締め切ります。 早目のお申し込みをお勧めします。

参加費

法人会員  28,600円(税込30,888円)
法人准会員 47,600円(税込51,408円)

お申し込み

メールで、ギガビット研究会事務局 gigabitsangaku.uec.ac.jp 宛に
1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 以上4点をご連絡後、
下記の申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印のうえご郵送ください。
第13回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人会員用)
word pdf
第13回設計ガイドラインセミナー入門編 第1部 参加申込書
(法人准会員用)
word pdf

*テキストは当日配付致します。
*昼食・飲み物等は、ご自身でご用意下さい。
 昼食の持ち込み可(ご自身の席でお召し上がり下さい)、
 学食・売店の利用可、外出しての昼食も可。
*個人のPCの持ち込み可。オシロスコープ画面のUSBへの取り出し可。
但し、録音・撮影はご遠慮願います。

2019年6月10日(月)
【6/28(金)開催】第16回シンポジウムのご案内
>>チラシ(PDF)

日時

2019年6月28日(金) 13:25~17:00 (この後17:30から懇親会を開催いたします。)

場所

電気通信大学 創立80周年記念会館「リサージュ」3F (学内マップ「4」の建物)
アクセス : 京王線調布駅 中央口より徒歩5分

プログラム


13:25~13:30 開会挨拶
研究会代表 上 芳夫
13:30~14:35
(質疑5分含む)
『電子機器のノイズ耐性-誤動作のメカニズム考察』
株式会社ノイズ研究所 技術部 上席部長 石田 武志 氏
 電子機器は、外来ノイズにより誤動作が発生します。そのノイズは、静電気放電、落雷、スイッチングノイズ、放送/無線電波など様々なエネルギー、周波数成分が影響を及ぼします。
 ICの論理レベルが反転すると誤動作は発生しますが、外来ノイズが回路に入り込むメカニズムはあまり報告されていません。本講演ではノイズの侵入メカニズムを実験データとともに解説します。  
14:40~15:45
(質疑5分含む)
『IoT時代のEMC対策』
株式会社村田製作所 EMI事業部 商品開発1部   
アプリケーション開発課 マネージャー 飯田 直樹 氏
 IoT機器の普及とともに、それらの機器のEMC問題も顕在化してきています。また、第5世代移動通信(5G)では、新たにミリ波帯の通信が始まります。本講演では、IoT機器のEMC問題として、自らのノイズによって通信機能が低下する、イントラシステムEMC(自家中毒)に注目し、その評価と対策方法についてお話しいたします。また、5G通信で、追加されるミリ波回路への既存の通信が与える影響についてお話しいたします。
15:45~15:55 休憩
15:55~16:55
(質疑5分含む)
『 ギガビット研究会の活動状況と今後の取り組み 』
 1. 設計ガイドラインセミナー入門編・中級編
 2. PSD分科会
研究会代表 上 芳夫
 3. ウェアラブル分科会
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
16:55~17:00 閉会挨拶
名古屋工業大学 名誉教授 藤原 修 先生
17:30~ 懇親会 (調布駅 駅前店舗にて。会費4,000円)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員はお一人28,600円(税込30,888円)

お申込み

メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp までご連絡ください。
会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡ください。
<特別会員>
 1.氏名 2..懇親会ご出欠の可否
 以上2点をご連絡ください。
<法人准会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先 5.懇親会ご出欠の可否
 以上5点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第16回シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局

2019年5月23日(木)
【6/21(金)開催】第28回特別シンポジウム「開発設計に役立つ 電磁界・EMCの最近情報」のご案内
>>チラシ(PDF)

 ギガビット研究会では、アンテナ・高速回路・EMCの設計評価に関して、電磁界理論に基づく理解を目標に、今後必要な情報の高速化、デバイスの小型化、システムの低消費電力化を考慮し、情報・エネルギー・EV・医療/健康機器対応等の、主に近距離電磁界に関する課題をテーマに、新しい知見・情報を得ることと同時に、新たな共同研究テーマ探索のための特別シンポジウムを随時開催しております。
 今回は、「開発設計に役立つ 電磁界・EMCの最近情報」と題して、花澤 理宏 氏と 中村 隆 先生 お二人に、開発実用化が進みつつあるWPT (無線電力伝送) 技術の規格化の最新状況と、電気回路でのEMCの基本的事項を含む問題を 電磁界理論での解釈にて 解り易くご講演を頂き、実設計に役立つ情報を皆様と共有したいと存じます。 質疑応答の時間も たっぷりと考慮しておりますので、是非奮ってご参加下さい。

日時

2019年6月21日(金) 13:25~17:30

場所

電気通信大学 創立80周年記念会館「リサージュ」3F (学内マップ「4」の建物)

プログラム

13:25~13:30 開会挨拶
13:30~15:15
(質疑15分含む)
『各種WPT技術の規制と規格』
株式会社UL Japan コンシューマーテクノロジー事業部 花澤 理宏 氏

(電源ケーブル等を接続せずにモバイル機器や電気自動車等を充電する技術としてWPT(Wireless Power Transfer / Transmission : 無線電力伝送)がある。
WPTは、不要電磁波放射抑制や送受電機器間の相互接続性等が要求されることから、規制や規格の策定が不可欠である。本講演では、各種WPT技術の規制・規格策定の動向について報告する。)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:15
(質疑15分含む
『電磁波論的にみたEMCの諸問題』
岐阜大学 名誉教授 / 電気通信大学 客員教授  中村 隆 先生

 (スイッチを切ると何故火花が飛ぶか? 電圧の違うバッテリをつなぐと何故熱くなるのか? これらは 電気回路では解けない禁断の問題だが、ノイズ発生の核心でもある。EMC問題を電磁波論的にみて、「グランドは帰路でない」、「電圧電流の実体は電界・磁界」、「線路からはみ出た電磁界が放射波」 であることなどを明らかにする。)
17:15~17:30 全体討議(全体を通しての質疑、個別質問等)

参加費

法人会員、特別会員は無料、 法人准会員はお一人28,600円(税込30,888円)

お申込み

メールで、ギガビット研究会 gigabitsangaku.uec.ac.jp 宛にご連絡ください。
会員の種別によりお申し込み方法が異なりますのでご注意ください。

<法人会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡ください。
<特別会員>
 1.氏名
 以上1点をご連絡ください。
<法人准会員>
 1.会社名 2.所属 3.氏名 4.メールアドレス等ご連絡先
 以上4点をご連絡後、下記申込書をダウンロードし必要事項を記入・捺印の上ご郵送下さい。
第28回特別シンポジウム 参加申込書(法人准会員用) word pdf

お問合せ

電気通信大学 産学官連携センター ギガビット研究会事務局



〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学 産学官連携センター
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